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【年末特集】2019年の月別売上、『FGO』が『モンスト』に対して優位　『DQウォーク』10・11月首位　『荒野行動』年間通じてTOP5キープ

2019.12.31 17:27

2019年の年末特集として、AppAnnieが毎月まとめているApp Annie Intelligenceを月ごとにみていきたい。AppAnnie Indexは、AppStoreとGoogle Playの合算によるアプリストアのダウンロードや売上をランキング形式で毎月集計を行っている。ストアのトレンドを見るには大変便利だ。集計期間の関係上、2018年12月から2019年1月までを対象にしている。

まず、国内の状況から見ていこう。2019年の特徴としては、まず、『Fate/Grand Order（FGO）』と『モンスターストライク』が首位争いをしていたが、『FGO』の首位獲得回数が多く優位に進めていたことがわかる。

また、新作がリリースした月に上位に飛び込んでくるものの、その後、TOP10から姿を消すケースが目立った。そのなかで、『ドラゴンクエストウォーク（ドラクエウォーク）』が9月に登場し、10月と11月に首位を獲得したことは印象的だったといえよう。

このほか、NetEaseの『荒野行動』の安定ぶりも注目ポイントといえそうだ。2018年12月から2019年11月にかけて、TOP3に食い込むことは出来なかったものの、TOP5をキープし続けた。

■2018年12月

『FGO』が首位を獲得。12月6日にリリースされた『ロマンシングサガリ・ユニバース（ロマサガRS）』が7位に登場した。

出所：App Annie Intelligence

■2019年1月

ミクシィ<2121>の『モンスト』が『FGO』を抜いて首位を奪還した。

出所：App Annie Intelligence

■2月

『FGO』が首位だった。周年イベントを開催した『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が2位に浮上した。

出所：App Annie Intelligence

■3月

『FGO』が首位に輝いた。パールアビスの新作『黒い砂漠モバイル』が7位に登場。2月26日に日本国内リリースとなったが、リリース日にAppStoreセールスランキングのTOP30に入るなど好調な出足を見せた。

出所：App Annie Intelligence

■4月

引き続き『FGO』が首位だった。コナミデジタルエンタテインメント『実況パワフルプロ野球』が9位に入った。

出所：App Annie Intelligence

■5月

『FGO』が3ヶ月連続の首位となった。スクウェア・エニックス『星のドラゴンクエスト』が6位、コナミデジタルエンタテインメント『プロ野球スピリッツA』が9位に入り、11月まで7ヶ月連続でTOP10に入るなど好調だった。日々のランキングを見ていると、KONAMIのタイトルは、スポーツタイトルを中心に入れ替わりで上位に入ってくる印象があったが、こうしてみると軸となっていたのは『プロ野球スピリッツA』だったようだ。