コーエーテクモ、『我が天下』『戦国布武』運営会社を著作権侵害で提訴…「真・三國無双」や「信長の野望」「三國志」などの音楽や画像を無断利用

コーエーテクモゲームスは、本日1月17日、中国の杭州绝地科技股份有限公司に対して、著作権侵害等の行為の差止と当該行為から生じた損害の賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したことを明らかにした。


被告について
(1)会社名称
杭州绝地科技股份有限公司

(2)法定代表者
俞甲子

(3)所在地
中華人民共和国浙江省杭州市余杭区仓前街道欧美金融城2幢3701室

(4)事業概要
"Bekko.com"のブランド名で『我が天下』、『戦国布武～我が天下戦国編～』、『三国炎血伝』などのスマートフォン向けゲームアプリを配信・運営


コーエーテクモのゲームソフトシリーズ「真・三國無双」や「信長の野望」、「三國志」、「太閤立志伝」の音楽やゲーム画像が許諾を得ることなく、被告のゲームアプリのWeb広告などに継続的に利用されているため、この利用行為を著作権侵害等に該当すると判断した。

被告のこうした行為は、ユーザーに誤認させ、コーエーテクモのパートナー企業の不利益となるばかりでなく、コーエーテクモのゲームの開発に携わるすべての関係者の努力を踏みにじるものであり、到底看過できないとし、訴訟を提起するに至った、と説明している。

コーエーテクモグループでは、今後も、国内・海外を問わず、著作権等の知的財産権の侵害行ために対して引き続き厳格に対応する、としている。