ユナイテッド、事業ポートフォリオ再編でトライフォートのアプリ受託開発事業を承継 ゲーム事業は全株を大竹CEOに譲渡してグループ離脱へ
ユナイテッド<2497>は、1月22日、事業ポートフォリオの整理を行うことを発表し、その中で連結子会社トライフォートについて、ゲーム以外のアプリ受託開発事業を会社分割するなど再編を実施することを発表した。
トライフォートは、2012年の創業以来、スマートフォン向けゲームやその他のアプリ、Webサービスの開発・運営事業を展開しており、2018年10月に、同社グループにおけるゲーム事業の安定的な収益基盤構築への寄与を目的として、当社連結子会社となった。しかし、グループ入り以降にリリースした『東京コンセプション』など新作の不振が続き、当初の目的が達成困難になる一方で、経験豊富な開発組織については引き続き需要が高く、ゲーム以外のアプリ受託開発事業については収益貢献をしている状況にあるという。
そうした中でユナイテッドは、注力事業の絞り込みによる収益性の改善と事業ポートフォリオの整理を実施することを発表。この一環として、トライフォートのゲーム以外のアプリ受託開発事業を新設分割により分社化し、ユナイテッドがトライフォートより新設会社の全株式を譲り受けた上で、保有するトライフォート全株式をトライフォートの代表取締役CEOである大竹慎太郎氏に譲渡(譲渡価額は非開示)することを決定した。これにより、トライフォートのゲーム事業はユナイテッドの傘下から離れることになる。
なお、新設分割、トライフォート株式の譲渡ともに2月28日付で実施される予定。この事業再編に伴い、のれんの再評価を行った結果、ユナイテッドは2020年3月期の第3四半期連結決算において、減損損失24億7100万円を特別損失として計上する一方、税金費用が11億600万円減少する見込みとなっている。
トライフォートは、2012年の創業以来、スマートフォン向けゲームやその他のアプリ、Webサービスの開発・運営事業を展開しており、2018年10月に、同社グループにおけるゲーム事業の安定的な収益基盤構築への寄与を目的として、当社連結子会社となった。しかし、グループ入り以降にリリースした『東京コンセプション』など新作の不振が続き、当初の目的が達成困難になる一方で、経験豊富な開発組織については引き続き需要が高く、ゲーム以外のアプリ受託開発事業については収益貢献をしている状況にあるという。
そうした中でユナイテッドは、注力事業の絞り込みによる収益性の改善と事業ポートフォリオの整理を実施することを発表。この一環として、トライフォートのゲーム以外のアプリ受託開発事業を新設分割により分社化し、ユナイテッドがトライフォートより新設会社の全株式を譲り受けた上で、保有するトライフォート全株式をトライフォートの代表取締役CEOである大竹慎太郎氏に譲渡(譲渡価額は非開示)することを決定した。これにより、トライフォートのゲーム事業はユナイテッドの傘下から離れることになる。
なお、新設分割、トライフォート株式の譲渡ともに2月28日付で実施される予定。この事業再編に伴い、のれんの再評価を行った結果、ユナイテッドは2020年3月期の第3四半期連結決算において、減損損失24億7100万円を特別損失として計上する一方、税金費用が11億600万円減少する見込みとなっている。
会社情報
- 会社名
- ユナイテッド株式会社
- 設立
- 1998年2月
- 代表者
- 代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 2497
会社情報
- 会社名
- 株式会社Trys
- 設立
- 2008年2月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 小林 泰平