Supercellは、2月1日、『クラッシュ・ロワイヤル』でシーズン8のバランス調整を発表した。
その詳細は以下の通りとなる。
・ザッピー
ダメージ:20%増加
攻撃速度:1.6秒から2.0秒に(25%の速度低下)
1撃目の発生速度を向上:1.4秒から1秒に
配置間隔を変更:0.15秒に
変更理由
ザッピーはその特性上からバランス調整が難しいカード。もろく、攻撃力も低い一方で、敵を気絶させることで味方を有利にする。
私たちは皆様に様々なカードを使い分けてほしいと考えており、簡単に他のカードを無力化できてしまう能力には問題があった。ザッピーがあまりにも強力だったので、メタが極端に防御的となり、撃退も困難だった。
どう調整するべきか?
結局のところ、最大の問題はザッピーの気絶能力にある。そこで、その効果を減少させることが最も理にかなっている。攻撃速度を低減する一方でダメージ量は増加しているため、秒間ダメージはほとんど変わらないが、敵をいつまでも気絶させることはできなくなっている。
しかし一方で、1撃目の発生が早くなったため、プリンスを初めとする高速ユニットが相手でも、接近される前に阻止できるようになっている。
・バーバリアンの小屋
建物の稼働時間:60秒から50秒に減少
生成速度:13.5秒から12.5秒に変更
破壊された際にバーバリアン2体が出現するよう変更
変更理由
先にバーバリアンが調整されたことにともない、個々のバーバリアンは以前よりも弱くなっている。必然的に、バーバリアンの小屋はコストパフォーマンスが悪くなってしまいましたので、防衛施設として強くなりすぎない程度に、思い切って刷新する必要があった。
どう調整するべきか?
稼働時間こそ短くなったが、出現させるバーバリアンの数(10体)は変わらない。最後のユニットは建物が破壊された際に出現するので、小屋の呪文に対する抵抗力や、ジャイアントやゴーレムといったユニットに対する阻止力も向上している。
また、出現間隔が短くなったために波状攻撃を形成しやすく、攻勢時に敵のタワーに対する「肉の壁」を作り出す。
・ロイヤルホグ
ダメージ:6%増加
変更理由
これまでのところロイヤルホグは、メタで有効に活用されていない。ラダー戦では、ウィザードやバルキリーに苦戦する。チャレンジ戦では、メガナイトやボムタワーとぶつかる。つまり総体的に、コストやリスクに見合った効果を発揮しないカードでした。
どう調整するべきか?
この場合、単純にダメージを増加するのが妥当でしょう。「効果」を高めることでリスクと効果のバランスを改善すれば、ロイヤルホグはさまざまな防衛施設にとって少しばかり厄介な存在になるはず。
・ネクロマンサー
1撃目の発生速度を向上:1.0秒から0.7秒に変更
変更理由
数か月前、私たちは、いくつかの強力なカードを弱体化した。ネクロマンサーはその筆頭で、1撃目の発生速度やユニット召喚速度を低下させた。しかし両方を低下させたのは、少々やりすぎだった。1撃目の発生に時間がかかるため、スケルトン部隊のようなもろいユニットの集団にも、しばしば包囲されるようになってしまった。
どう調整するべきか?
1撃目の発生速度を改善することで、本来の遠距離攻撃ができるようになった。
■『クラッシュ・ロワイヤル』
© 2016 Supercell Oy
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