セプテーニ・ホールディングス<4293>は、ベガルタ仙台に資本参加したことを発表した。具体的な出資額は非開示。なお、同社グループは、今後、ベガルタ仙台のデジタルマーケティングパートナーとしてクラブ運営およびチームの成長をサポートしていく。
セプテーニグループは、中期経営方針として「ドメインの拡張」を掲げ、事業領域の拡張を進めている。その中で、「スポーツ領域」を新たな事業セグメントの一つとしてとらえ、開拓を図っている。
資本参加したベガルタ仙台は、「Jリーグチームを仙台に」という市民の強い思いのもと、プロサッカーチーム結成に向けた活動が広がり、1994年に東北電力サッカーチームを前身とした「ブランメル仙台(現ベガルタ仙台)」が発足した。「地域のシンボルたるプロサッカーチームとして、豊かなスポーツ文化の振興や青少年の健全育成、地域の活性化に寄与する」を基本理念に掲げ、地域に根差したクラブ運営を行っている。
セプテーニグループは、「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」をミッションに掲げ、デジタルマーケティング事業を主軸に事業を展開している。スポーツ領域においては、今後デジタル・トランスフォーメーション(DX)がより一層加速していく領域であると考えられることから、これまで培ってきたデジタルマーケティングのノウハウを活かし、スポーツ市場の拡大および振興に貢献していくとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セプテーニ・ホールディングス
- 代表者
- 代表取締役 神埜 雄一
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4293