スクウェア・エニックスは、『ドラゴンクエストライバルズ』で、一部カードバランスの調整を明日(3月19日)のメンテナンスで行うことを明らかにした。
現在のゲーム環境では、直近のダイヤモンド~レジェンドランク帯のランクマッチ結果は以下のような状況にあるという。
<勝率の良い職業>
魔法使い:平均勝率53%
盗賊:平均勝率52%
僧侶・商人:平均勝率51%
<使用率の高い職業>
魔剣士:使用率18%
盗賊:使用率15%
魔法使い:使用率13%
多くのリーダーで英雄カード《ビルド》と建物カードを中心としたデッキが組まれているほか、《勇者イレブン》を軸とした盗賊のデッキなどが環境で活躍しているそうだ。
上記の結果を受け様々なリーダーやデッキがランクマッチで活躍できる環境にするためカードバランスを調整するという。
今回のバランス調整方針は以下のとおり。
①英雄カードのバランス調整
現状では多くのリーダーが《ビルド》を英雄カードとして採用しており英雄カードの使用率に偏りが出ている。そのため様々な英雄カードが活躍できるよう以下の修正を行う。
・《ビルド》の下方修正
変更前 | 変更後 |
《ビルダー城》 全ての味方ユニットを+1/+1 自分のターン終了時 耐久値ー1 |
《ビルダー城》 同じ縦1列にいる 全ての味方ユニットを+1/+1 自分のターン終了時 耐久値ー1 |
《破壊と創造》 指定の味方マスに 超スーパーカーを出す この効果は味方の場に 超スーパーカーが 存在しない場合に使用できる |
《破壊と創造》 指定の味方マスに 超スーパーカーを出す この効果は味方超スーパーカーが 存在しない場合に使用できる 対戦中このヒーロースキルを 使用している場合 コスト+2 |
《超スーパーカー》 自分のターン終了時耐久値ー1し 正面にいるランダムな 敵ユニット1体に5ダメージ さらにカードを1枚引き 味方リーダーのテンション+1 |
《超スーパーカー》 自分のターン終了時耐久値ー1し 正面にいるランダムな 敵ユニット1体に4ダメージ さらにカードを1枚引き 味方リーダーのテンション+1 |
・《少年シドー》の上方修正
変更前 | 変更後 |
《壊すのは任せろ》 ランダムな敵ユニット1体に 1ダメージ 味方建物が あるなら代わりにランダムな 味方建物1つの耐久値をー1し ランダムな敵ユニット1体に 3ダメージ |
《壊すのは任せろ》 敵1体に1ダメージ 味方建物があるなら 代わりに敵1体に3ダメージを与え ランダムな味方建物1つの 耐久値をー1 |
《破壊神の目覚め》 味方空きマスに暴走するシドーを1体出す その後 自分のターン開始時 味方の暴走するシドー がいないならレベル3になる この効果は味方の暴走するシドー が存在しない場合に使用できる |
《破壊神の目覚め》 味方空きマスに暴走するシドーを1体出す 開始時 味方の暴走するシドー がいないならレベル3になる この効果は味方の暴走するシドー が存在しない場合に使用できる |
《暴走するシドー》 攻撃力4 / HP4 |
《暴走するシドー》 攻撃力5 / HP5 |
②《きせきのつるぎ》を中心としたデッキの調整
《マタンゴ》などのメタカードが常に採用される環境のため、現在の勝率は突出した値にはなっていないが戦士の《きせきのつるぎ》を強化して戦うデッキは非常に強力でメタカードによって対抗できなかった場合、一方的な展開を生むパワーを持っているという
特定のメタカードの採用が前提になっているような環境は好ましくないと考えているため、《きせきのつるぎ》を中心としたデッキのパワーを調整し、メタカードを採用するデッキが減った環境でも同程度の勝率となることを目的とした調整を行う。
③その他の調整
上記の調整に伴い戦士のデッキが弱体化することで相対的に強力になることが想定されるリーダーで採用されるカードに若干の調整を行うほか、条件が整った際に対抗する手段がなくなってしまうカードに調整を加える。
調整内容の詳細については、下記のお知らせを確認してほしい。
■『ドラゴンクエストライバルズ』
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)