米国の調査会社Sensor Towerは、5月14日付けのレポート「Fortnite Mobile Revenue Hits $1 Billion in Two Years」で、『フォートナイト』モバイル版で、プレイヤー支出が推計で10億ドル(約1072億円)を突破したと発表した。達成の期間はわずか2年ほどの出来事となる。
今回の達成にあたっては、4月後半のAndroid版のGooglePlayでの配信開始(※)と、ラッパーのTravis Scottのゲーム内ライブなども大きく寄与したようだ。
(※)これまでAndroid版はEpic Games Storeで配信を行っていた。
実際に4月のプレイヤー支出は、推計で4430万ドル(約47億5500万円)と前月比より90%増、前年同月比の25.3%増となっている。なお、モバイル版「フォートナイト」で最も収益を上げているのは、アメリカで6億3220万ドル(約678億円で全体の63%)を占めているようだ。次いでイギリスの3820万ドル(約40億円で全体の3.8%)が2位、3位にはスイスの3630万ドル(約38億円で全体の3.6%)という結果になっている。
またモバイル版『フォートナイト』のダウンロード数については、これまでに1億2900万回を突破しているという。国別では、収益同様アメリカが最も同タイトルのダウンロードを行っている国で、およそ5100万(全体の約39%)のユニークインストールがあったようだ。2位にはイギリスの800万(全体の約6.3%)、フランスが570万回(全体の約4.4%)という結果になった。
上記2つのグラフは、App StoreとGoogle Playからで、サードパーティのAndroidは含まれいないため、4月の急激な伸びについては、前述の通りGoogle Playでの配信開始とラッパーのTravis Scottのライブ実施の影響と考えられる。
今月(5月)には人気DJのDeadmau5やスティーヴアオキらがライブを実施しており、こちらの影響も気になるところだ。
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