NTTドコモ、エムスリー、ソニー、医療機関・患者向けのICTやIoTで協業を検討 VRを活用したバーチャル外出支援トライアルも
NTTドコモ<9437>、エムスリー<2413>、ソニー<6758>は、医療機関・患者向けのICTやIoTの活用において協業の検討開始を発表した。
現在の課題として、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、入院患者との面会制限や、医療現場で患者との接触回数減らしながらも、健康状態のモニタリングや必要な医療の提供を行う必要があるというもの。
なお、本協業検討の第1弾として、VR・ARなどを活用した入院患者のバーチャル外出支援のトライアルから開始するとのこと。
■VR・ARなどを活用したバーチャル外出支援トライアル
病室でVRゴーグルをかけると、周囲に360度の旅行映像が浮かび上がり、外出しているような感覚を味わえるプログラムや、ARで仮想のキャラクターとインタラクティブなコミュニケーションが取れるレクリエーションプログラムの検討を行う。
さらに、感染防止のため直接家族と会うことできない状況でも、撮影した家族の映像をリアルタイムでVRゴーグルに映し出すことにより、ご家族などと一緒にいるような感覚を味わえるバーチャル面会システムの検討も行う。
なお、今後は、患者のQOL向上に加えて、医療現場でのICT・IoTの活用という観点で、新型コロナウイルス感染患者の遠隔問診やモニタリング、遠隔での患者家族向けの治療説明やインフォームド・コンセント、遠隔でのセカンドオピニオンの実現など、医師と患者のコミュニケーションへの活用も視野に、幅広い課題解決を検討していく予定としている。
会社情報
- 会社名
- NTTドコモ
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758