【ゲーム株概況(6/10)】外資系証券が格上げのカプコンが高い 『シノアリス』の中国配信進展でグリーも買われる Aimingは目先材料出尽くしに
6月10日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比33.92円高の2万3124.95円で取引を終えた。朝方は売りが先行したものの、世界的な景気回復への期待が強く、売り一巡後はじりじりと買い戻しの動きが進んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>やスクウェア・エニックスHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>など大手ゲーム株に強さが目立った。カプコンは、JPモルガン証券が投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価も3000円から4400円に引き上げたことが市場から材料視されたようだ。
また、カヤック<3904>や日本一ソフト<3851>、アエリア<3758>なども買われた。子会社ポケラボが、『シノアリス』の中国でのパブリッシング契約をbilibiliと締結したことを明らかにしたグリー<3632>も高い。
半面、Aiming<3911>が後場に入って急落した。Aimingは、この日にスクウェア・エニックスとの共同プロジェクト『ドラゴンクエストタクト』の事前登録が開始となり、2020年夏の配信開始予定が発表されたが、これで目先の好材料が出尽くしたとみた売り物に押される展開となったもよう。
ほか、ガーラ<4777>が反落し、マイネット<3928>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は続落した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>やスクウェア・エニックスHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>など大手ゲーム株に強さが目立った。カプコンは、JPモルガン証券が投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価も3000円から4400円に引き上げたことが市場から材料視されたようだ。
また、カヤック<3904>や日本一ソフト<3851>、アエリア<3758>なども買われた。子会社ポケラボが、『シノアリス』の中国でのパブリッシング契約をbilibiliと締結したことを明らかにしたグリー<3632>も高い。
半面、Aiming<3911>が後場に入って急落した。Aimingは、この日にスクウェア・エニックスとの共同プロジェクト『ドラゴンクエストタクト』の事前登録が開始となり、2020年夏の配信開始予定が発表されたが、これで目先の好材料が出尽くしたとみた売り物に押される展開となったもよう。
ほか、ガーラ<4777>が反落し、マイネット<3928>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は続落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911