Aiming、『Project:R』の共同開発パートナーをShanghai BaJin Technologyに変更 開発を受託していたディベロッパーが引き継ぐ

Aiming<3911>は、この日(6月17日)、スマホゲームプロジェクト『Project:R』の共同開発のパートナーについて、Shanghai Giant Network Technologyから、Shanghai BaJin Technologyに変更になったことを明らかにした。まったく無関係の会社ではなく、このプロジェクトの開発を受託していたディベロッパーで、プロジェクトに進捗に与える影響も最小に抑えられそうだ。

同社によると、今回の決定の経緯について、Giant社より組織変更に伴うプロジェクトの見直しにより、『Project:R』の開発を中止したい旨の申し出があったという。同社では開発を継続したいと考えており、新たな共同開発先を探していたところ、Giant社からこのプロジェクトの開発を委託されていたBajin社より共同開発社になりたい旨の申し出があったという。

Bajin社は、もとよりこのタイトルの開発を行っていることから、開発の引き継ぎにかかる時間や工数を最小限に抑えられることから、共同開発契約の相手先を変更することにしたという。


■Bajin社の概要
(1)会社名:Shanghai BaJin Technology Co.,Ltd.
(2)代表者:応欣冶
(3)設立年:2012年
(4)Bajin社について:中国上海に拠点を持つ、ゲーム開発関連、デザイン教育関連、デザ
インの受注、e-Sportsのパッケージ販売業務を行っている総合エンターテインメント会社。中国のゲーム会社はもとより、近年では、日本のゲーム会社ともゲーム開発を行っている。

『Project:R』とは
シナリオ原案、メインシナリオを渡航氏※1(シナリオ原案プロデュース:オーバーラップ)が、キャラクター原案をしずまよしのり氏※2が担当するスマートフォン向けゲーム。配信地域に関しては、日本・中国を皮切りに、将来的にはグローバル展開も視野に進めている。

(※1)日本のライトノベル作家。代表作に、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』(ガガガ文庫[小学館]2011年~)、『ガーリッシュナンバー』(アスキー・メディアワークス[KADOKAWA]2016年~2017年]などがある。
(※2)日本のイラストレーター。『艦隊これくしょん-艦これ-』(発売元DMM.com)のキャラクターデザイン(長門、陸奥、大和ほか)、小説『ゼロから始める魔法の書』(電撃文庫[KADOKAWA]2014年~2017年]シリーズのイラストを担当。