ガンホー、1Q(1~3月)はQonQでは売上横ばい、利益は大幅回復に 前四半期のテレビCMとイベント開催費用増加の反動も

主力の『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)と、子会社GRAVITYの『Ragnarok M: Eternal Love』が継続的なアップデートやイベントの実施などにより、四半期ベースの推移では下げ止まりの兆候を示しているようだ。
また、前四半期はテレビCMとイベント開催に伴う広告宣伝費が増加していたことが利益を圧迫していたが、販管費が前四半期比でこれが5億円強の減少となっており、これが解消したことが利益回復につながっているもよう。
ただし、数字的には『Ragnarok M』の大ヒットで急回復する前の水準まで戻った状態にあり、厳しい見方をすれば、そのヒットを継続的な業績の成長にはつなげられなかったということになりそうだ。

会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1036億円、営業利益174億9100万円、経常利益200億1300万円、最終利益111億7100万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765