【ゲーム株概況(6/26)】長期的な収益改善期待でenishが買われる　コムシードは大幅続伸　『ミトラスフィア』英語版ライセンス契約でBOIも反発

6月26日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比252.29円高の2万2512.08円で取引を終えた。前日の米国市場高を受けて、朝方から買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>やブシロード<7803>、enish<3667>などが買われた。enishは、前日6月25日に本社移転とリストラで3億3000万円の特別損失を計上することを発表したが、長期的な収益改善に繋がることへの期待が優勢な状況となっているようだ。

また、コムシード<3739>が大幅続伸し、一時565円まで買われた。

コナミHD<9766>やコーエーテクモHD<3635>など大手ゲーム株も総じてしっかり。

前日6月25日に『ミトラスフィア』の中国本土向け配信の延期と、英語版の配信を前提とした独占ライセンス契約の締結という好悪両方の材料が浮上したバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>は、4日ぶりに反発した。

半面、アクセルマーク<3624>やドリコム<3793>、ボルテージ<3639>などが安い。


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