2020年上半期、アプリの総売上は501億ドル(約5兆3850億円)まで増加 テンセントは2つのゲームで20億ドル(約2149億円)を稼ぐ【Sensor Tower調査】

米国の調査会社Sensor Towerは、6月30日付けのレポート「Global App Revenue Reached $50 Billion in the First Half of 2020, Up 23% Year-Over-Year」において、消費者が2020年上半期(6月30日)にApp StoreとGoogle Playで、推定501億ドル(約5兆3850億円)を費やしたことを明らかにした。



この値は、前年同期比の23.4%増にあたるという。また成長の背景にはコロナウイルスの影響があるとしている。



また、その中でも2020年上半期ゲームカテゴリーの収益は、推定366億ドル(約3兆9340億円)になったという。この値は前年同期比21.2%増にあたる。それぞれのプラットフォームで見ると、App Storeでは同22.7%増の222億ドル(約2兆3859億円)、Google Playでは、同19%増の144億ドル(約1兆5476億円)という結果になった。




さらに売上順にタイトルを見ていくと、2020年上半期で売上のトップにたったのは、テンセントの「PUBG MOBILE」だった。同タイトルは、両プラットフォームあわせて、13億ドル(約1397億円)を稼いだようだ。

2位となったのは、同じくテンセントの『Honor of Kings』で、同タイトルはおよそ10億ドル(約1074億円)を得たとのこと。テンセントは、この2タイトルで20億ドル(約2149億円)以上稼いだことになる。

3位にはミクシィ<2121>の『モンスターストライク』がランクインした。同タイトルは、上半期に6億3200万ドル(約679億円)を売上げている。

続く4位にはRobloxの『Roblox』、5位にはMoon Activeの『Coin Master』、FGO PROCJETの『Fate/Grand Order』が9位という結果になった。

※いずれも中国のサードパーティ製のAndroidプラットフォームを除く

Global App Revenue Reached $50 Billion in the First Half of 2020, Up 23% Year-Over-Year
https://sensortower.com/blog/app-revenue-and-downloads-1h-2020