SHOWROOM、CCCやテレ朝HDなど4社が新たな株主に 第二創業期として経営体制を大幅に刷新し自律した成長を目指す



SHOWROOMは、この日(7月3日)、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の株式売却に伴い、連結子会社から外れ、持分法適用会社になったことを発表した。この日はこれまで開示されていなかった株式の売却先が判明した(関連記事)。売却先は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、KDDI新規事業育成3号投資事業有限責任組合、 SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合、 テレビ朝日ホールディングスの4社になるとのこと。

SHOWROOMは、昨年11月以降、 資本政策において、 「ビジョン共鳴およびシナジー創出可能性」という二軸の価値観を据えてきたとのことだが、新たに4社とパートナーシップを結ぶことになり、これまでと同様、 強いアライアンスインパクトと社会に対する新しい付加価値の共創に真摯に向き合っていく、としている。

また、「SHOWROOM第二創業期」として、これまで既存サービスの進化・新規サービスの開発・コーポレートの体制構築などを目的に積極的な人材採用を通じてきたが、今後は、 経営体制を大幅に刷新することで、 より自律した成長を目指す。

なお、出資各社のコメントは以下のとおり。


カルチュア・コンビニエンス・クラブ 代表取締役社長・CEO 増田 宗昭氏
SHOWROOM社が得意とされるエンタテインメント領域や、 ファンとアーティストを大事にされる姿勢は、 音楽を通じたライフスタイルの提案をしてきたCCCとの親和性も高く、 将来に向けてお客様を幸せにする、 共同の取り組みを生み出せると考え、 出資させていただくことを決めました。


KDDI 代表取締役社長 高橋 誠氏
日本のライブ動画配信市場を切り拓いてきた存在であるSHOWROOMが、 新たに仕掛けるスマホ特化型動画サービス「smash.」は、 5G時代を象徴するエンターテインメントメディアになるものと期待しております。 KDDIは、 アフターコロナにおけるエンターテインメントの新たな体験価値を、 SHOWROOMとともに創り出してまいります。


SBIインベストメント 投資部 部長 田中 正人氏
SHOWROOM様のミッションである「努力がフェアに報われる世界を創る」、 ビジョンである「"エンターテインメント×テクノロジー"で世界中に夢中を届ける」に深く共感しており、 それを遂行する前田様が率いるSHOWROOMチームに無尽蔵の可能性を感じたことが投資の決め手になりました。 当社のミッション・ビジョンに少しでも貢献できるよう、 グループをあげて支援させて頂きます。


テレビ朝日ホールディングス 代表取締役会長・CEO 早河 洋氏
SHOWROOMとはラストアイドルをはじめ、 様々なコンテンツで連携をさせていただいています。
当社は「新しい時代のテレビ局」を目指して、 コンテンツを軸に先端技術を活用した事業創出を進めており、 エンターテインメントとテクノロジーで夢を届けるというビジョンに共感し、 出資させていただくことになりました。
SHOWROOMのさらなるチャレンジに期待しております。
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