オルトプラス<3672>は、2月24日、衣料品および雑貨商品の販売と投資事業を手掛けるジーイエット<7603>と資本業務提携を締結することを発表した。
なお、資本提携はオルトプラスの主要株主であるG Future Fund1号投資事業有限責任組合(Gファンド)が市場外での相対取引により、ジーイエットに対して保有するオルトプラス株式の一部を現物出資の形で譲渡することで実施する。
■資本業務提携の目的
ジーイエットは、内部インフラ・セキュリティ・DX体制に課題を抱えており、EC 基盤・基幹システムの老朽化、セキュリティ体制の強化の必要性、エンジニアリング人材の慢性的不足など、ジーイエット単独での解決が困難な課題に直面しているところ、この課題を抱えたままでは、M&Aのクロージング後のシステム統合、顧客データ・会員情報の移管、EC/アプリ連携なども、対応困難となり、ジーイエットの成長の重大な制約となるおそれがある。
オルトプラスは、システム開発・運用およびセキュリティ・インフラ領域のノウハウ・実績・リソース、IP ビジネスやマーケティング・プロモーション領域の知見に強みを有していることから、この提携を通して、そのリソースなどを早期、かつ、長期的、継続的に活用する体制の構築を行うことでジーイエットの上記課題の解決を図り、技術力および人材基盤を活用したジーイエットにおけるエンジニアリング体制の確保、セキュリティ・インフラ体制の補完を行うとともに、両社におけるIP活用およびマーケティング・プロモーション面での連携、将来的な新規事業(金融・投資関連事業など)への展開を加速させることを目的としている。
■業務提携の内容
オルトプラスとジーイエットは、両社のリソースを活用し、提携に基づく業務提携の内容として、以下の業務および事業に関して提携を行う。
①オルトプラスが有するシステム開発、IT・セキュリティおよびデータ基盤構築に関する知見と人的リソースを活用し、ジーイエットの基幹システム、データ基盤、クラウド環境、情報セキュリティその他のITインフラに関する企画、設計、構築、運用およ
び改善を行うこと
②オルトプラスが有するDX推進に関する知見を活用し、ジーイエットの業務プロセスの高度化、データ活用、AI・分析基盤の活用その他DX施策の企画および実行を行うこと
③オルトプラスが有するマーケティングの知見を活用し、ジーイエットのデジタルマーケティング、CRM、ユーザデータ分析、クロスプロモーション等に関する施策の企画および実行を行うこと
④IPビジネスの共同活用または共同開発について協議および検討を行うこと(オルトプラスが有する IP・コンテンツなどとジーイエットのアパレル・小売事業との連携可能性についての検討を含む)
⑤両社の顧客・ユーザ基盤を活用した新規事業またはサービスの共同展開について協議および検討を行うこと
■資本提携の内容
ジーイエットは、第三者割当の対価として、Gファンドの保有するオルトプラス株式の現物出資を受けることにより、第三者割当におけるGファンドの払込金額の合計である9億2200万円を3月30日の東京証券取引所における当社普通株式の終値(同日に当社普通株式の売買取引がない場合にあっては、その後最初になされた売買取引の成立価格)で除した株式数(100株未満を切り上げる)分のオルトプラス株式を取得する。
ただし、Gファンドが保有するオルトプラス株式数を超える現物出資は行われない。
※ジーイエットに取得されるオルトプラス株式数およびオルトプラスの発行済株式の総数に対する割合については、確定次第開示する。
■今後の見通し
なお、この提携がオルトプラスの中・長期的な業績向上に資するものと同社は判断しているが、提携によるオルトプラスの2026年9月期業績に与える影響は現在精査中であり、今後開示すべき事項が生じた場合には速やかに開示するとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億9700万円、営業損益4億6700万円の赤字、経常損益4億4200万円の赤字、最終損益4億3400万円の赤字(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672