ソニー、第1四半期のゲーム事業は営業益68%増の1240億円 『Ghost of Tsushima』と『The Last of Us Part II』好調、PS Plus4500万人
ソニー<6758>の第1四半期(20年4~6月)のゲーム&ネットワークサービス分野の業績は、売上高が前年同期比32%増の6061億円、営業利益が同68.1%増の1240億円と大幅な増収増益を達成した。コロナ禍による巣ごもり消費でゲームソフトへの需要は伸びているようだ。
同社によると、プレイステーション4向けのゲームソフトと、プレイステーションプラス(PS Plus)で大幅な増収を達成した、としている。『The Last of Us Part II』とフリートゥプレイ型のソフトの課金収入が好調だった。またPS Plusの会員数も4500万人に到達したという。
7月に発売した『Ghost of Tsushima』については発売後、最速240万本を超える売上を記録するなど好調に立ち上がったという。
他方、プレイステーション5の発売を控えていることもあり、プレイステーション4のハードウェアが減収となったという。
2021年3月通期は、売上高が26%増の2兆5000億円と大幅な増収を見込む。ゲームソフトとPS Plusの増収に加えて、プレイステーション5発売に伴い、ハードウェアの売上が大きく伸びる見通しだ。
ただ、営業利益については2400億円と前年並みを想定しているという。プレイステーション5導入にかかる販売費及び一般管理費の増加に加えて、ハードウェアの売上原価上昇などが収益を圧迫する。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹