フィールズ、第1四半期は売上高87%減・赤字幅拡大 『BLACK LAGOON4』の納期を第2四半期以降に変更

フィールズ<2706>は、8月6日、第1四半期(2020年4~6月)の連結業績を発表し、売上高23億4100万円(前年同期比87.8%減)、営業損失24億0300万円(前年同期の営業損失5億9900万円)、経常損失23億8300万円(同経常損失5億4600万円)、最終損失29億1000万円(同最終損失6億0700万円)と大幅減収・赤字幅拡大となった。

第1四半期に納品を予定していた『BLACK LAGOON4』をはじめとした商品について、市場ニーズを勘案しつつその納品時期を第2四半期以降に変更したため、としている。

現在すでに、パチスロ機では『BLACK LAGOON4』、『シャア専用パチスロ 逆襲の赤い彗星』、『リングにかけろ1ワールドチャンピオンカーニバル編』、パチンコ機では『新世紀エヴァンゲリオン 決戦 〜真紅〜』等の販売を開始している。その他、当期販売予定機種の開発、型式試験申請についても予定通りに進んでいる。

また、流通企業としての強みを活かし、ホールの安全な営業に寄与すべく感染症予防対策商品の販売を開始するとともに、ぱちんこパチスロ情報ステーションの普及、Web広告サービス等の提供にも引き続き努めていく。Web広告サービスでは、印刷・集客のシェアリングプラットフォーム事業を手掛けるラクスルと協業し、新たな広告配信プラットフォーム『Optimize』の提供を開始した。

円谷プロダクションは、映像領域において、巣ごもり消費の高まりに応えるべく、パートナー企業と共同して国内外向けに新たなコンテンツ配信サービスの検討を進めている。また出版領域では、マーベル・エンターテインメント社との協業作品『THE RISE OF ULTRAMAN』の出版に先駆け、全世界に向けて新たな情報が順次公開され、ファンの期待も高まっている。

デジタル・フロンティアは、テレワークによる開発体制を構築し、国内ゲーム会社などからのCG映像制作ニーズに継続して対応した。また、同社の映像制作技術を活かし、日活、AOI TYO Holdingsの3社で「バーチャル・ライン・スタジオ」を設立した。各社の強みを掛け合わせ、スタジオにいながら世界中のあらゆるロケーションを高いクオリティのCG映像で再現するソリューションを提供していく。
円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1419億2300万円、営業利益118億2700万円、経常利益129億4700万円、最終利益115億5100万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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