12月30日の東京株式市場では、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が年初来高値を更新した。12月26日に発表したゲーム事業の業績見通しが引き続き材料視されている模様。ただ、本日は大納会ということもあって持ち越しを嫌った動きや利益確定の売りも出ており、上値を押さえている。
2025年3月期の連結業績予想について、ゲーム事業において大幅な業績変動が生じる見込みになったことを発表しており、第3四半期の同事業の売上高は250億円以上(前年同期127億円、前四半期113億円)になる見通しと開示したことが市場の強い関心を集めているようだ。
もともと、10月30日にリリースしたスマートフォン向けポケモンカードゲーム 『ポケポケ』が第3四半期から業績寄与してくる見通しではあったが、実際の数字で見ることによるそのインパクトの大きさがあらためて意識されているという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432