Cygamesは、『Shadowverse(シャドウバース)』において、8月20日のメンテナンス時に「地を裂く異形」「幽暗の墓守」「ロキ」のカード能力を変更することを発表した。変更の内容と経緯は以下の通り。
また、これに伴い、8月20日のメンテナンス以降、期間限定で「地を裂く異形」「幽暗の墓守」を分解したときに得られるレッドエーテルの個数を変更する。「ロキ」の変更は上方修正となるため、レッドエーテルの個数の変更による補償は行わない。
■変更の内容と経緯
「ローテーション」フォーマットについて、8月上旬の高ランクユーザーの対戦データを集計したところ、「地を裂く異形エルフ」(「地を裂く異形」の融合能力と「頂きの闘技場」のコンボを中心にしたデッキ)の勝率が55.1%(1位)、使用率が6.7%(4位)となっており、「葬送リアニメイトネクロマンサー」(葬送能力で破壊した高コストのフォロワーをリアニメイト能力で場に出すデッキ)の勝率が54.1%(2位)、使用率が19.9%(1位)となっていた。また、勝率3位以下のデッキタイプに大きな問題はないと確認した。
以上のことから、「地を裂く異形エルフ」の中心となるカードを変更する必要があると判断。そうした場合、直接対戦の勝率において「地を裂く異形エルフ」を苦手としていた勝率2位の「葬送リアニメイトネクロマンサー」が1強状態になることを想定している。そのため、デッキの中心となるカードであり、高い勝率に寄与している「幽暗の墓守」を変更する。
【変更内容】
・地を裂く異形
4枚以上なら、さらに、相手のフォロワー1体を破壊する。
→
4枚以上なら、さらに、【守護】を持たない相手のフォロワー1体を破壊する。
・幽暗の墓守
【進化時】【葬送】したなら、攻撃力最大の相手のフォロワー1体を破壊して、自分のリーダーを3回復。(複数いるなら、その中からランダム)
→
【進化時】【葬送】したなら、自分のリーダーを3回復。
「アンリミテッド」フォーマットについて、8月上旬の高ランクユーザーの対戦データを集計したところ、勝率で上位のデッキタイプのいくつかにやや高い数値を確認した。しかし、ただちにカードの下方修正をする必要はないと判断。その理由として、「アンリミテッド」フォーマットのゲーム環境の流動性の高さが挙げられる。カードパックまたはアディショナルカードの追加とカードの上方修正時に、既存のデッキタイプの戦略が変化したり新しいデッキタイプが登場したりすることで、「アンリミテッド」フォーマットのゲーム環境が流動していることを確認している。
今回8月20日メンテナンス時の第17弾アディショナルカードの追加と、下記1枚の上方修正によって、ゲーム環境に変化があると想定している。
【変更内容】
・ロキ
コスト8
→コスト5
【ファンファーレ】自分のリーダーは「次に自分のフォロワーの【ファンファーレ】能力(対象を選択する能力を除く)が働くとき、それをもう1回働かせる」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
→
【ファンファーレ】自分のリーダーは「次に自分が「【チョイス】と対象選択を含まない【ファンファーレ】を持つフォロワー」をプレイしたとき、その【ファンファーレ】能力を1回働かせる」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
■変更に伴う補償について
「地を裂く異形」を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:1000個→3500個
プレミアム版:2500個→3500個
「幽暗の墓守」を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:50個→200個
プレミアム版:120個→200個
この対応は8月20日のメンテナンスから9月29日に予定しているメンテナンスまでの期間限定であり、期間が過ぎると元の個数に戻る。
■変更に伴う「2Pick」「Open 6」のデッキについて
「2Pick」フォーマット、「Open 6」フォーマットにて、今回変更するカードをデッキに編成した状態で中断していた場合、8月20日のメンテナンス以降、変更後のカード能力になる。
なお、次回のカード能力の変更の予定日は9月29日で、変更がある場合は事前にお知らせする。その日付以外でも、Shadowverse運営事務局が緊急と認めた場合には、カード能力の変更などをすることによって、ゲーム環境を迅速に適正化する。
■『Shadowverse』(アプリ版)
■『Shadowverse』(PC版)
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