【ゲーム株概況(8/25)】BOIが3日続伸で5000円台半ばまで買われる　巣ごもり消費期待で買われた任天堂など大手ゲーム株の一角がさえない

8月25日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸となり、前日比311.26円高の2万3296.77円と新型コロナウイルスの感染拡大による株価急落前の水準を回復した。米国で新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬についての情報が浮上したことが市場の心理の追い風となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>が3日続伸で5000円台半ばまで買われたほか、ガンホー<3765>やモバイルファクトリー<3912>、オルトプラス<3672>などが買われた。BOIは、引き続き中国展開への思惑などが評価の底流にあるようだ。

ただ、市場の物色の傾向が景気敏感株にむかったこともあり、巣ごもり消費を見込んで買われていた任天堂<7974>やカプコン<9697>など大手ゲーム株はさえない動きが目立ち、サイバーエージェント<4751>も3日ぶりに反落した。

ほか、ボルテージ<3639>やブシロード<7803>、マイネット<3928>などが売られ、ケイブ<3760>やネクソン<3659>などもさえない。

NJHD<9421>は大幅反落し、一時1200円を割り込む場面もあった。


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