ユークス、7月中間期は営業損失2.26億円と赤字転落 新型コロナで「AR performers」が興行延期、各事業分野にも影響 通期予想は未定に

ユークス<4334>は、2021年1月期の7月中間の連結決算を発表し、売上高10億0700万円(前年同期比63.3%減)、経常損失3億6900万円(前年同期は経常利益8000万円)、最終損失3億6800万円(前年同期は最終利益6000万円)と大幅減収・赤字転落となった。

同社では、新型コロナウイルス感染症の影響により、「AR performers」の興行の延期、また、緊急事態宣言の発出により、各事業分野での業務への支障が発生した、としている。

 


受託ソフトでは、アクションゲーム「ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」(プレイステーション4・ニンテンドースイッチ用)が年内に発売される。

自社コンテンツの「AR performers」では、レギュラーラジオ「Amazing Radio Performers on the WEB」のサブスクリプション配信が7月より開始した。

新規案件については、ゲームソフト分野、パチンコ・パチスロ分野、モバイルコンテンツ分野ともに複数のプロジェクトの開発が進んでいる。

2021年1月通期の連結業績は取り下げ、未定とした。新型コロナウイルス感染症の影響で、業績予想を合理的に算出することが困難であるため、としている。

 
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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