『原神』『プロセカ』がTOP30入り　『DQウォーク』『デレステ』首位獲得も『モンスト』激戦の月末月初制す　決算発表は要注目　App Store1週間振り返り

9月26日から10月2日のApp Storeのランキングを振り返ると、9月の最終週にリリースされたタイトルが注目を集めた。その中心となったのは、miHoYoが9月28日にリリースしたオープンワールドアクションRPG『原神』だ。チート対策ツール(PC版)やクリップボードを読み取る機能などネガティブな情報が注目を集めたものの、ストアの売上ランキングでリリース初週にTOP5に入ったほか、ストアレビューもApp StoreとGoogle Playで「4」を超えていることを考えると、全体としては良好な滑り出しだったといって良さそうだ。
  出所：AppAnnie


 
『原神』に隠れがちではあったが、セガとCraft Egg『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』もTOP30に入った。リリース直後に緊急メンテナンスに入るなどトラブルが見られたが、うまく乗り切ったようだ。9月といえば、ゲーム会社の多くが四半期決算を締める。このため、月末に強めの施策が出てくることが多いが、そうしたなかでも、ランキング上位に入ったことに大きな意味がある。リリース初週で、どこまで目指していたのかは部外者には知り得ぬことだが、いっそうの活躍を期待したい。
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また、通常の振り返りでメインとなる首位争いについては、ミクシィ『モンスターストライク』が激戦期間となる月末・月初を制圧した。新限定キャラ「ハレルヤ」が初登場した「超・獣神祭」を開催しており、売上を伸ばしたようだ。このほか、『ドラゴンクエストウォーク』と『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)』が首位を獲得した。
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なお、10月は、上旬に6～8月の決算発表、下旬から7～9月の決算発表が行われる。ここ最近、「GoTo～」関連で人の動きが活発になるとともに、複数の調査や開示情報を見る限り、ゲーム業界に強い追い風となっていた巣ごもり消費が徐々に落ち着いてきたようにもみえる。数字として現れてくるのは次の10～12月だろうが、会社側の出すガイダンスやコメントが注目される。当サイトとしてはもちろん良好な状況が続くことを強く願っている。が、メディアである以上、願望と事実を取り違えてはいけない、とも考えている。
 

 
バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が首位に立った。『デレステ』は、9月26日15時より、シンデレラフェス限定SSレアアイドルが必ず1人以上登場する特別な10連ガシャ「5周年記念！プレミアムシンデレラフェス」など複数のガシャ施策を展開しており、その26日の19時ごろから首位をキープする形となっている。
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また、ブシロード<7803>とKLab<3656>、 サンライズの『ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』が土曜日の125位から8位と一気にトップ10圏内まで浮上してきた。『スクスタ』は、9月26日のリリース1周年を記念して様々なキャンペーンを実施しており、その中で「1st Anniversary フェスステップアップガチャ」などを開催していることなどが大きく順位を押し上げたもよう。
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ほか、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』や、LINE<3938>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』などがトップ30に復帰した。


 
スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が首位に立った。『DQウォーク』は、9月28日より、「導きの霊獣装備ふくびき」を開始しており、新スキル「ギガデイン」を習得する★5「霊獣のつえ」など、導きの霊獣装備がピックアップで登場していることが首位獲得の原動力となっているもよう。
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また、この日の最大のトピックスは、miHoYoが9月28日にリリースしたばかりの新作『原神（げんしん）』が5位と早くもトップ10圏内に入ってきたことだ。『原神』は、アニメのようなハイエンド3Dグラフィックとオープンワールド性を掛け合わせた新世代のオープンワールドRPGで、スマートフォン向けのほかにもPC、PS4、Nintendo Switchでのクロスプラットフォームのマルチプラットフォーム展開に対応している。

なお、ゲーム内では、サービス開始と同時に☆5キャラクター「風色の詩人・ウェンティ（風）」などが登場したイベント祈願「杯に注がれた詩」を開催しており、スタートダッシュに成功する形になったようだ。
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ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター ミリオンライブ！ シアターデイズ』や、KLab<3656>とブロッコリー<2706>の『うたのプリンスさまっ Shining Live』などがトップ30に復帰した。


 
新限定キャラ「ハレルヤ」が初登場した「超・獣神祭」を開催中のミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位に立った。

トップ10圏内では、コナミデジタルエンタテインメントの『遊戯王 デュエルリンクス』が前日の106位から7位、Yostarの『アークナイツ』が同じく107位から8位に飛び込んできた。『遊戯王DL』は、TVアニメ「遊☆戯☆王」シリーズの4作目となる「遊☆戯☆王ZEXAL」を新ワールドとして9月29日に開放するとともに、第30弾メインBOX「シャイニング・ホープ」の提供なども同日より開始しており、大きく売上を伸ばしているようだ。
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一方、『アークナイツ』は、9月29日16時より、オムニバスストーリー「ウルサスの子供たち」を開催するとともに、新オペレーター「★6ロサ」や「★5レオンハルト」らが登場したイベントスカウト「雪降る暁」を実施していることが順位を押し上げたもよう。
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ほか、「エヴァンゲリオン」シリーズとの初コラボを開催中のLINEの『LINE ポコポコ』や、バンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE バウンティラッシュ』などがトップ30に復帰した。


 
トップ10圏内では、4位にNetEase Gamesの『IdentityⅤ 第五人格』が前日の37位から、7位にブシロード<7803>とCraft Eggの『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』が同じく100位から浮上してきた。『IdentityⅤ』は、9月30日のメンテナンス後より、新シーズン「S13」を開始しており、画家のUR衣装「黄金比」や囚人のSSR衣装「電解」、ヴァイオリニストのSSR衣装「ウロボロス」など新衣装が追加された「S13・真髄1」が解放されたことが売上に大きく寄与しているようだ。
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一方、『ガルパ』は、9月30日15時より、「2020ハロウィンドリームフェスティバルガチャ」を開始しており、ドリームフェスティバル限定メンバーの「★4[まどろみの窓辺]宇田川巴」と「★4[シャンデリア・ロード]若宮イヴ」など新メンバーが登場していることが順位を押し上げたもよう。
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なお、セガとCraft Eggが前日9月30日にサービスを開始した新作『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』は、40位とトップ30をうかがう位置に付けている。ゲーム内では、初音ミクや鏡音リン・レン、星乃一歌がイチ押しメンバーとなった「リリース記念ガチャ」などの施策を実施しており、まずはスタート時にどこまで順位を上げられるのか注目されるところだ。
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トップ10圏内では、LINE<3938>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』が前日の16位から7位に入ってきた。『ツムツム』は、10月の新ツムとして、仮面舞踏会をイメージした「マスカレードシンデレラ」「マスカレードラプンツェル」「マスカレードエスメラルダ」が登場し、10月4日10時59分まで確率アップとなっていることが売上に貢献しているようだ。
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また、この日は、セガとCraft Eggが9月30日にサービスを開始した新作『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』が26位と早くもトップ30入りを果たした。事前登録者数が100万人を突破するなど、リリース前から期待を集めていたタイトルだが、まずはその期待に応える好スタートになっていると言えそうだ。
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ほか、Lilith Gamesの『AFKアリーナ』や、スクウェア・エニックスとgumi<3903>の『FFBE幻影戦争』などがトップ30に復帰した。