バンナムHDの第2四半期のIP別売上高、大人向け好調の『ガンダム』が20%増の454億円 『DB』もプラスに転じる 『アイカツ』は苦戦続く

バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(11月6日)、2021年3月期の9月中間決算を発表するとともに、IP別売上高を開示し、『機動戦士ガンダム』が前年同期比で19.8%増の454億円と大きく伸びたことを明らかにした。

新型コロナの影響で玩具やアミューズメント関連で売上を落とすIPが多い中、プラモデルなどのハイターゲット層(大人層)向けの商品が、デジタルを活用した販売・マーケティング等が効果を発揮し好調に推移したという。

『ドラゴンボール』が引き続きトップだった。こちらは同2.8%増の630億円だった。第1四半期はマイナスだったが、プラスに転じた。スマートフォンゲームが堅調だったほか、家庭用ゲームのリピート販売も堅調だったとのこと。

また、『ワンピース』が同10.6%増の199億円、『NARUTO』が同71.7%増の103億円とそれぞれ伸ばした。

他方、苦戦したなかで目立ったのは『アイカツ』。アミューズメント施設の休業の影響が出たのか、グループ全体では6億円だった。第2四半期だけに限ると2億円と過去最低となった(国内トイホビーは1億円)。『アイカツプラネット!』が控えていることも一因だろうか。

 


このほか、『アンパンマン』『プリキュア』『ウルトラマン』『スーパー戦隊』『仮面ライダー』も低下した。

 




 
株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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