ベクター<2656>の第2四半期累計(4-9月期)の業績は、営業収益19億2600万円、経常利益2億2300万円、四半期純利益1億2700万円となりました(前年同四半期は、連結財務諸表を作成しているため、比較はなし)。営業収益が予算比98.3%、経常利益が101.6%、四半期純利益が100.6%とほぼ計画通りの着地となりました。
同社では、主力のオンラインゲーム事業の売上が12億8800万円と前年同期に比べて103.2%増と倍増になった、としています。従来型オンラインゲーム3タイトル、ブラウザゲーム3タイトル、モバイルオンラインゲーム4タイトルを新規で投入するなど積極的なタイトルの投入が奏功したようです。ソフトウェア販売やサイト広告販売といった従来からの事業は低調だったようです。
3月通期は、営業収益46億円(前期比45.7%増)、経常利益6億円(同45.3%増)、当期純利益3億4300万円(同22.9%増)を見込んでいます。
同社では、引き続きオンラインゲーム事業を中心に収益拡大を目指す方針です。下期中に従来型オンラインゲームを2タイトル、ブラウザゲームを2タイトル、モバイルオンラインゲームを6タイトル投入する計画としています。またソフト販売では、Android OS向けアプリケーションマーケットの開設など、スマートフォンへの対応を進めていく、とのこと。