EPIC GAMES、『フォートナイト』PC版で新たなパフォーマンスモードを導入! スペックの低いプレイヤーはより快適に、ストレージ容量の節約も
EPIC GAMESは、12月15日(米国時間)、『フォートナイト』のPCで利用できる新たなパフォーマンスモードを導入したと発表した。
利用可能となるパフォーマンスモードのアルファ版は、ゲーム内の設定メニューで選択できる。このモードでは、ビジュアル品質と引き換えにメモリ使用量を下げてCPUとGPUの負荷を軽減することにより、大幅なパフォーマンスの向上が実現できる。
すでに設定レベルを下げている、またはスペックの低いハードウェアでプレイしているプレイヤーは、このモードによりかつてないほど快適にゲームを動作させ、よりスムーズなフレームレートを維持することが可能となる。
パフォーマンスモードはほぼ全てのプレイヤーが任意で選択可能となる。また、実装時はバトルロイヤルとクリエイティブのみでのサポートとなる。旧式のハードウェアを使用しているプレイヤーには、より良いゲーム体験のため方法としてパフォーマンスモードの適用を推奨するポップアップが表示される。
パフォーマンスモードはゲーム内設定メニューで切り替え、ゲームを再起動することによりいつでも有効/無効にできる。
ストレージの使用容量を節約
パフォーマンスモードの実装と共に、プレイヤーはEpic Gamesランチャーのインストールオプションページより、高解像度テクスチャを無効にすることが可能となる。これにより約14GBの高解像度コンテンツが削除され、全てのオプションを無効にした際には最終的なゲームサイズは17GB程度になる。
設定を下げている、または低解像度でプレイしているプレイヤーは、最低限のゲーム内品質の低下と引き換えにストレージの容量を多く節約できる。
推奨ハードウェア
パフォーマンスモードは有効にした全てのプレイヤーに対してパフォーマンスの向上をもたらすものの、一方でゲーム体験を大幅に改善するためには特定のハードウェア要件が求められる。旧式のハードウェアを使用しているプレイヤーの場合、SSDからゲームを起動するか、6GB以上のRAMを用意することにより、ゲームがより効果的にメモリ内に収まり、全体的に遅延やカクつきを抑えることにつながる。特定のGPUは要求されませんが、システムの負荷をよりバランスの良いものにし、よりスムーズな体験を実現するにはより高性能なGPUが望ましい。
実現できること
ゲーム内のビジュアル品質を下げてフレームレートを向上させるパフォーマンスモードは、フォートナイトのシステム要件を満たす限り、プレイヤーがゲームをプレイする上での最適な方法の一つとなる。高解像度テクスチャをアンインストールするオプションも踏まえて、プレイヤーはかつてないほど迅速に、そして期待通りのゲームプレイを引き続き楽しむことができる。
次に示すのは、ノート型パソコンでの一般的なfps値の例となる。既存の低レベル設定モードとパフォーマンスモードを通常のスクワッドマッチで比較していく。どちらも使用している解像度は720pとなる。
ハードウェア 例1: |
ハードウェア 例2: |
CPU: Intel i5-8265U クロック数1.60GHz |
CPU: AMD A10-5745M APU クロック数2.1GHz |
メモリ: 8GB RAM |
メモリ: 6GB RAM |
GPU: Intel UHD Graphics 620 |
GPU: AMD Radeon(TM) HD 8610G |
適用前のfps: 24fps |
適用前のfps: 18fps |
適用後のfps: 61fps |
適用後のfps: 45fps |
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