Gunosy<6047>は、12月16日、2021年春～夏に本社移転を行うことを明らかにした。現在のアーク森ビルからWeWork 渋谷スクランブルスクエアに移転する。これに伴い、第9回株主総会で定款を変更し、本店所在地を東京都港区から東京都渋谷区に変更する。同社では、リモートワークを軸にした生産性の追求、フレキシブルな働き方による社員の多様性許容などを軸にニューノーマルな働き方に対応し、after コロナでも生産的に働けるための取り組みとして「Gunosy Workstyle（通称：グノスタ）」を推進してきた。
その中で、出社率を低減しながら、適切な出社を推進することで、新しい働き方に合うオフィスのあり方を定義すべく、本社機能の移転を検討してきたという。
オフィス減床によるコスト削減、働き方・事業規模などに応じた柔軟性の確保、利便性の高い立地や環境面の維持といった観点を総合的に考慮し、今回の移転を決定した、としている。
なお、本社機能の移転の決定に伴い、現オフィスに関しては解約の意思表示を通知しており、契約条件に従い解約の意思表示より1年後の2021年12月に解約予定となる。
これに伴い、現オフィスの固定資産に関する見積耐用年数の変更に伴う減価償却費の一時的な増加や、新オフィスへの本社機能の移転以降、現オフィスの解約までの期間において二重の賃借料の計上などが見込まれるが、業績への影響は現在精査中。
