松竹<9601>は、「未来の観劇体験」をテーマにしたアプリ「INTO by Shochiku」と 、そのアプリ内で楽しめるAR歌舞伎コンテンツ「Reverse Reality ~KABUKI Performance "Shakkyo"~」(以下「Reverse Reality」)を1月15日にリリースすることを発表した。
「Reverse Reality」では、伝統芸能・歌舞伎とAR(Augmented Reality:拡張現実)技術を融合させることよって、歌舞伎の新たな楽しみ方を提案する。スマートフォンやタブレットのカメラ越しに、歌舞伎俳優の片岡愛之助さん扮する獅子が現れ、約6分間の舞踊を披露する。AR技術を用いることで、体験者のいる場所が“舞台”となり、目の前で歌舞伎俳優の演技や、蝶・牡丹が舞う空間演出を楽しむことができる。
本コンテンツは、歌舞伎舞踊の「石橋(しゃっきょう)」を題材とし、獅子が毛を大きく振る場面が見どころとなる。ARの立体的な映像表現との親和性が高く、実際の舞台公演にも劣らない躍動感と迫力を表現した。舞伎俳優の表現には、ボリュメトリックキャプチャ技術を用い、実際の歌舞伎俳優を撮影した映像から3Dデータを生成している。勇ましい表情や美しい毛の流れといった細部まで再現され、360°の自由な視点から楽しむことが可能だ。
なお、本コンテンツでは、以下の2種類の異なる楽しみ方を用意する。
①時間や場所を問わず、歌舞伎舞踊をARで表示する楽しみ方
②PCやタブレットで配信される、特別な背景映像と合わせて観劇する楽しみ方(1月中旬発表予定)
▼「INTO by Shochiku」公式サイト
https://INTObyShochiku.com
会社情報
- 会社名
- 松竹株式会社
- 設立
- 1920年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 会長執行役員 迫本 淳一/代表取締役社長 社長執行役員 髙𣘺 敏弘/代表取締役 副社長執行役員 武中 雅人
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9601