【ゲームアプリ調査隊】『ロマサガRS』2周年施策を振り返る。ファンに向けたTVCMや豪華なゲーム内施策など(提供:スパイスマート)
スマートフォンゲームの日々の運用とその効果をリサーチし、ゲーム関連企業へマーケティングデータを提供するSp!cemart(スパイスマート)。同社のサービス「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」では、ゲームアプリの運用情報をいつでもウォッチできる「カレンダー」や、毎月発行しているレポートを提供している。
なかでもカレンダーは、セールスランキング上位のモバイルオンラインゲームのゲームシステム・運用施策をダッシュボード形式のWEBツールとして提供。ゲーム内プロモーション施策の効果測定やセールスランキングと運用効果の相関関係を時系列で分析できる。
本連載記事ではスパイスマート協力のもと、カレンダー機能を用いた、ランキング上位タイトルの直近のゲーム内施策を分析。今回は、スクウェア・エニックスの『ロマンシング サガ リ・ユニバース』の2周年記念施策をピックアップする。
(以下、Sp!cemartゲームアプリ調査隊より)
【調査箇所】2周年のタイミングで無料DLランキングも急浮上
提供:スクウェア・エニックス(開発:アカツキ)
リリース日:2018年12月6日
【調査箇所:2020年12月1日〜12月31日】
『ロマンシング サガ リ・ユニバース(以下、ロマサガRS)』が2020年12月6日でリリースから2周年を迎えました。これを記念した豪華なキャンペーンが11月中旬ごろから順次開始。結果セールスランキングを大きく伸ばし、12月10日には1位を獲得しました(App Store)。
『ロマサガRS』は、スーパーファミコンで発売された『ロマンシング サガ3』から300年後の世界を舞台にしたスマートフォン向けRPGです。シリーズの枠を越えて展開されるオリジナルストーリーや多数登場する歴代のキャラクターたち、「閃き」「陣形」「コマンド選択」などシリーズならではのバトルの面白さはそのままに、壮大な世界で繰り広げられる新たなSaGaの世界をスマートフォンで手軽に楽しめます。
コアなゲームユーザーからすると著名RPGのひとつとしてIP認知度は高いですが、一般ユーザーからはややニッチなタイトルとして映るでしょう。しかし、リリースされるやいなや、ドット絵のグラフィックや聞き覚えのあるサウンドなどがシリーズファンから支持されたほか、従来のスマホゲームでは敬遠されていた高難度のバトルシステムが新規ユーザーにも刺さり、大ヒットを記録しました。
これまでもApp Storeのセールスランキングで度々1位を獲得した同作。今回の2周年施策では、ダウンロードランキングも急浮上したことを考えれば、新規はもとより、休眠復帰ユーザーが一定数いたことがうかがえます。
そこで、本稿ではランキング推移とゲーム内施策を一覧で閲覧できる「LIVEOPSISイベントカレンダー」を用いり、『ロマサガRS』2周年の施策を中心に深掘りしていきます。まずは周年に関連したプロモーション施策について整理してみましょう。
【2周年 – プロモ施策】ロマサガファンに向けたTVCM
【周年に関連したプロモーション施策(一部)】
■ 2020年11月28日 ロマサガRS祝2周年 Twitterキャンペーン
■ 2020年11月28日 『ロマサガRS』2周年祭 公式生放送配信
■ 2020年12月6日 「祝2周年!いいねで閃けキャンペーン」を開催
■ 2020年12月6日 新8星集結Twitterキャンペーン開催
周年に関連したプロモーション施策を抜粋しました。
同作では2020年12月6日で1周年を迎えますが、ゲーム内施策自体は11月17日より開始。「前夜祭」と称したゲーム内施策をはじめ、SNSを中心としたデジタルマーケティングなど、矢継ぎ早にキャンペーンを展開していました。
なかでもTwitterのフォロー&RTキャンペーンは、タイミングやプレゼント賞品を変えて、ほぼ途切れることなく取り組んでいました。11月28日に開催された2周年Twitterキャンペーンでは、抽選で50名に「サガ30周年記念『ロマサガRS』特製卓上カレンダー2021」がプレゼントされました。
▲このカレンダーは「運営からのお便り」に毎月掲載されていたドットアニメーションが描かれており、手元で動かすとドットが動いて見えるという、ファン垂涎のアイテムでした。またRT数が2万を超えると、全員に「ジュエル×2,000(2,400円相当)」が配布されました(達成済)。
▲12月6日に実施された「祝2周年!いいねで閃けキャンペーン」では、公式Twitterをフォローし、対象のツイートに「いいね」をしたユーザーから抽選で20名に、オリジナルイラストが描かれたAmazonギフト券10,000円分がプレゼントされました。Twitterを使ったキャンペーンはRTで抽選するものが多く、「いいね」を条件にしたこの施策は珍しいと感じました。
▲こちらも2周年を記念して実施されたTwitterキャンペーン(12月10日実施)。公式Twitterをフォローし、対象のツイートをRTすると、抽選で8名に「新星アクリルブロック」が当たりました。また、1,000RTされるごとに「ゴールドピース(強化素材)」5個がユーザー全員にプレゼントされました(上限は20,000RT、100個まで)。
他方、同じ11月28日には2周年を記念して実施された公式生放送を実施。約2時間半にわたり、周年記念施策の最新情報の告知やスペシャルミニライブが実施されました。なおこの生放送からほどなくして数々のイベントが実施されたため、ユーザーは番組で盛り上がったテンションを維持しつつゲームを楽しんだものと思われます。
ちなみに、12月下旬時点でのアーカイブ動画の再生回数は約24万回以上でした。
▲出演者は、サガシリーズ総合ディレクターの河津秋敏さん、サガシリーズ プロデューサーの市川雅統さん、作曲家の伊藤賢治さん、アカツキ クリエイティブプロデューサー兼エンジニアの島崎清山さん、芸人のペンギンズ ノブオさん、女優・タレントの結さん。番組は本作以外の「サガシリーズ」情報も多く発信され、コメント欄も常時盛り上がっていました。
なお、期間中に放映されたTVCMではアーティスト・山崎まさよしさんを起用。名曲「One more time, One more chance」をロマサガファンに向け、山崎さん本人が弾き語るCMとなっていました。
実は山崎さんは、2005年に発売されたPlayStation2専用ゲームソフト『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』にて、テーマソング「メヌエット」の歌唱・作詞・作曲を担当しています。TVCMのタイトルも「ロマサガファンに。篇」と書かれている通り、ユーザーとなるシリーズファンに訴求した内容であることがうかがえます。
【2周年 – ゲーム内施策】30以上の大小さまざまな施策を展開
ここからは、具体的にゲーム内の2周年施策にスポットをあてて調査しました。ここで一度『ロマサガRS』のマネタイズについて整理しておきましょう。本作の主なマネタイズは、有償アイテムのジュエルの販売です。ジュエルはガチャや特定アイテムの購入などに使用します。ジュエルのラインナップは以下の通り。
【ジュエルのラインナップ】
・ジュエル100個(120円) - 単価:1.20円、割引率:0.00%
・ジュエル310個(370円) - 単価:1.19円、割引率:0.54%
・ジュエル620個(730円) - 単価:1.18円、割引率:1.88%
・ジュエル1270個(1,480円) - 単価:1.17円、割引率:2.89%
・ジュエル3000個(2,940円) - 単価:0.98円、割引率:18.33%
・ジュエル5000個(4,900円) - 単価:0.98円、割引率:18.33%
・ジュエル11300個(10,000円) - 単価:0.88円、割引率:26.25%
ガチャでは、バトルに参加するユニットが排出されます。ガチャは、1回でジュエル300個(360円相当)、S以上1体確定の10連が3000個(3,600円相当)必要です。なお、1日1回限定で有償のジュエル100個(通常より約67%OFF)で引くこともできます。
【2周年の主な施策(一部抜粋)】
■ カウントダウンログインボーナス
■ 2周年記念!Romancing祭
■ 期間限定イベント「2周年記念!Romancing超感謝戦」 ほか
【調査箇所:2020年12月1日〜12月31日】(※再掲)
■ 2020年11月20日(金)4:00 〜 11月28日(土)4:00
カウントダウンログインボーナス
周年施策開始のカウントダウンを告げるログインボーナス。8日間にわたり「ジュエル×100(120円相当)」と、使用期限つきの「スタミナ回復剤(小)」×10が毎日配布されました。余談ですが、本作はログインボーナスの種類が他のタイトルと比較しても非常に多く、久々に起動すると20〜30回ほど報酬配布画面が表示されることもあります。
■ 2020年12月10日(木)12:00 〜 2021年1月1日(金)4:00
2周年記念!Romancing祭
2周年を記念したガチャが大きく分けて3種類実施されました。ランキング1位を獲得したのは本施策の直後だったため、売り上げに大きく貢献したものと見てよいでしょう。
新スタイルが一気に10種類近く登場したことや、ガチャで獲得できる「メダル(交換所で目玉などと交換)」が通常よりも増量していたことがユーザーの購買意欲を促進したのだと思われます。下記は、該当のガチャ3種類の詳細。
▼「2周年記念!Romancing祭 ポルカ編」
期間:2020年12月10日(木)12:00 〜 2021年1月1日(金)4:00
ガチャ区分:ピックアップ、ステップアップ
下記の新スタイルが登場し、ピックアップ対象になった。
●SS[この身を炎に変えても]ポルカ・リン・ウッド
●SS[おいらは一人でやる]ようせい(ブラウニー)
●SS[魔女を終わらせる時]イーヴリン
●SS[ロアーヌ侯を捨てる日]ゼノン
ガチャを回した際に獲得できる「Romancing祭メダル・火」が100枚→130枚に増量。
通常のガチャと有償限定の5ステップアップガチャがあった(ステップ2と4は無料)
▼「2周年記念!Romancing祭 リズ編」
期間:2020年12月10日(木)12:00 〜 2021年1月1日(金)4:00
ガチャ区分:ピックアップ、ステップアップ
下記の新スタイルが登場し、ピックアップ対象になった。
●SS[母の心を水の心に]リズ・リン・ウッド
●SS[これが鍛錬の成果だ]ヴァルドー
●SS[二本のカムシーンを]マドレーン
●SS[心に宿る人に誓って]シン・ドゥ
ガチャを回した際に獲得できる「Romancing祭メダル・水」が100枚→130枚に増量。
通常のガチャと有償限定の5ステップアップガチャがあった(ステップ2と4は無料)
▼「2周年記念!Romancing祭 ポルカ&リズ編」
期間:2020年12月10日(木)12:00 〜 2021年1月1日(金)4:00
ガチャ区分:ピックアップ、ステップアップ
Romancing祭限定の下記スタイルが再登場し、ピックアップ対象になった。
●SS[もっと朱鳥の力を!]ポルカ・リン・ウッド
●SS[玄武術に心を託して]リズ・リン・ウッド
●SS[初代ロアーヌ侯]フェルディナント
●SS[磁器に想いを込めて]タリア
●SS[片手で十分だ]ビューネイ
通常のガチャと有償限定の5ステップアップガチャがあった(ステップ2と4は無料)
■ 2020年12月10日(木)12:00 〜 2021年1月1日(金)4:00
期間限定イベント「2周年記念!Romancing超感謝戦」
2周年を記念して実施された期間限定イベント。クエストを繰り返しクリアし、マップの「制圧度」を100%にすることが目標。なお本作にはマルチプレイも存在しますが、本施策はシングルプレイ専用でした。報酬は「ジュエル」や「ゴールドピース(強化素材)」、SS装備品などでした。その他詳細は下のクリエイティブを参照。
以上が『ロマサガRS』の2周年施策の取り組みです。ただ、あくまでもこれらは一部にすぎません。前夜祭から数えて、細かい施策までも含めると、30以上は超えますので今回は割愛し、周年施策の開催からセールスランキング1位を獲得した前後を中心に紹介しました。
「LIVEOPSIS イベントカレンダー」では、各ゲームのイベント情報をランキング推移と共に閲覧できます。自社はもとより、競合他社の施策一覧を取りまとめた分析などにもご活用できます。ぜひ、ご興味がある方はお問い合わせページからご連絡ください。
スマートフォンゲーム内運用に関する調査・分析を行うリサーチ事業とコンサルティング事業を展開しており、「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」というサービス名称で各種ソリューションを提供。
コーポレートサイト:http://corp.spicemart.jp/
Sp!cemart 商品に関する問合せ:info@spicemart.jp
■Sp!cemartゲームアプリ調査隊 バックナンバー
■Vol.1 〜待望のシリーズ最新作『マリオカート ツアー』、リリースから直近1ヵ月の運営施策を探る〜
■Vol.2 〜新作リズムゲーム『欅坂46・日向坂46 UNI'S ON AIR』、リリースから直近1ヵ月の運営施策を探る〜
■Vol.3 〜初週で全世界1億DLを記録した『Call of Duty®: Mobile』、リリースから直近1ヵ月の運営施策を探る〜
■Vol.4 〜Riot Games大特集。新作『Team Fight Tactics』の概要から『LoL』の直近プロモ・e-Sports施策まで〜
■Vol.5 流入から定着まで繋げた7つの施策…大ヒット中の『FFBE 幻影戦争』、事前登録からリリース直後の施策を総まとめ
■Vol.6 事前プロモ(ほぼ)なし…突如配信された『ワールドフリッパー』ヒットの背景。リリース前後の施策を分析
■Vol.7 運営7周年を迎えた長期運営タイトル『にゃんこ大戦争』…長く愛される理由をゲーム“内外”の施策から分析
■Vol.8 好調なリスタートを切った『魔界戦記ディスガイアRPG』、リリース中断から再開までの8ヵ月間の動向を分析
■Vol.9 大ヒット中の『デュエル・マスターズ プレイス』、売上ランキング2位の背景をIP×マネタイズの観点から分析
■Vol.10 スマホ向けパズルゲームのトップを走る『ガーデンスケイプ』の施策とシリーズの強みを分析
■Vol.11 海外発のストラテジーゲーム『Rise of Kingdoms -万国覚醒-』がヒットの兆し。リリース前後の施策を分析
■Vol.12 ヒットを生み出し続けるYostar待望の新作『アークナイツ』を分析。リリース前施策からマネタイズまで
■Vol.13 売上ランキングTOP10入りの『メダロットS』を分析。既存ファンに向けた「メダロット」ならではの露出も
■Vol.14 ゲームはスローライフだが運営施策は挑戦的…『どうぶつの森 ポケットキャンプ』これまでの歩み
■Vol.15 目指したのは「リアルなミニ四駆体験の追求」…『ミニ四駆 超速グランプリ』ヒットの背景を分析
■Vol.16 『モンスト』×「鬼滅の刃」コラボを分析…IP頼りで終わらず、推奨行動など多様な施策で盛り上げる
■Vol.17 放置ゲームの新たな形『ロストディケイド』の挑戦。“放置させない”循環や独自性の高いマネタイズも
■Vol.19 原作再現度の高さで話題沸騰――大ヒット中『このファン』のゲーム内外施策を調査
■Vol.20 新旧ではなく共存共栄――『あんさんぶるスターズ!!Basic&Music』リリース前後のゲーム内外施策を調査
■Vol.21 周年施策から辿る『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』大ヒットの背景。1・2・3周年でなにが起こったのか
■Vol.22 原作の裾野を広げる『ヒプノシスマイクARB』。話題沸騰の「ヒプマイ」ゲームアプリのリリース前後施策を分析
■Vol.23 『ディズニーツイステッドワンダーランド』TOP3入りの背景。ゲーム内外の演出と注目ポイントを分析
■Vol.24 無料DL・セルラン共に急上昇――最新作『あつ森』発売後、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』で何が起こったのか
■Vol.25 中国テンセントゲームズが放つ近未来MMORPG『コード:ドラゴンブラッド』が大ヒット。国内ユーザーに響いた理由を探る
■Vol.26 セルラン首位を2度獲得した『FFBE 幻影戦争』。該当期間にフォーカスして徹底分析
■Vol.27 放置ゲームの新たなヒット作『魔剣伝説』。“縦画面のMMORPG”を謳った功罪からゲーム概要まで
■Vol.28 『Ash Tale~風の大陸~』が1周年。人気を継続する背景をゲーム内施策から紐解く
■Vol.29 原作と二次創作へのリスペクトに満ち溢れた『東方LostWord』。大ヒット中の東方×スマホゲームの施策を分析
■Vol.30 勢いが止まらない『ディズニー ツイステッドワンダーランド』…ランキング上位を維持する背景とその魅力
■Vol.31 最近話題の「ハイパーカジュアルゲーム」。人気タイトル3本のマネタイズと画面UIを徹底分析
■Vol.32 硬派な海外IPタイトルでも中身は日本人好み…『Fallout Shelter Online』国内ヒットの背景を分析
■Vol.33 『白猫プロジェクト』×「鬼滅の刃」コラボを分析…新規・休眠復帰ユーザーの流入にも大きく貢献
■Vol.34 間もなく夏本番。長期間展開する「夏休み施策」で各社どのような取り組みを行っているのか
■Vol.35 リニューアルから早3ヵ月…『あんさんぶるスターズ!!Basic/Music』が示した共存共栄と5年間の厚み
■Vol.36 リリース1週間でセルランTOP10入りを果たした新進気鋭の放置型RPG『AFKアリーナ』、国内ヒットの背景を分析
■Vol.37 国内を賑わす“ケモガールRPG”『レッド:プライドオブエデン』とは。キャラの魅力を存分に引き出す演出と施策を分析
■Vol.38 セルラン最高1位の『ドラゴンクエストタクト』ヒットの背景を分析。信頼と懐かしさと、裾野を広げた関連作の存在
■Vol.39 歴代キャラの支えと、新規性に富んだオリジナル要素のチャレンジ。『テイルズ オブ クレストリア』のリリース前後を分析
■Vol.40 セルラン1位を獲得した『アークナイツ』。該当期間にフォーカスして徹底分析
■Vol.41 『ドラゴンクエストタクト』配信から1ヵ月。セルラン1位を3度も獲得した背景に「りゅうおう」の存在
■Vol.42 コロナ禍、初めての夏、間もなく1周年…人気が衰えることのない『ドラゴンクエストウォーク』の夏施策を調査
■Vol.43 5周年を迎えた『アイドリッシュセブン』。休眠ユーザーに訴求したSSR7人確定の「無料77連ガチャ」が話題
■Vol.44 リリースから半年の『このファン』を調査。夏施策も話題になったこれまでと、次の周年に向けたこれから
■Vol.45 飛ぶ鳥を落とす勢いの『AFKアリーナ』。放置系ゲームとしての魅力・強みはどこにあるのか
■Vol.46 大人気ラノベが遂にスマホRPGへ。セルランTOP5入りを果たした『リゼロス』ヒットの背景を探る
■Vol.47 『FGO』5周年ゲーム内外施策を分析。多角的な取り組みで無料DLランキングも急浮上
■Vol.48 シリーズ35周年の集大成『三國志 覇道』がヒット。“国内発のストラテジーゲーム代表”として期待
■Vol.49 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』ヒットの背景と今後に期待できる3つの理由
■Vol.50 全世界2500万人が体験した聖闘士たちの躍動。海外開発の『聖闘士星矢 ライジングコスモ』が日本でヒットした背景
■Vol.51 中国bilibiliの新作『ファイナルギア』がスマッシュヒットを記録中。その勢いをゲーム内外から分析
■Vol.52 話題沸騰の『D4DJ Groovy Mix』、事前プロモからリリース直後の施策まで分析
■Vol.53 『オクトパストラベラー 大陸の覇者』はシングルプレイRPGに根ざした運営。リリース前後の状況を分析
■Vol.54 『原神』ヒットの軌跡。 リリース前後の施策から読み解く
■Vol.55 『モンスターストライク』7周年施策を分析。長期運営タイトルとして仕掛けたゲーム内外施策を探る
■Vol.56 1周年を迎えた『FFBE幻影戦争』。「FFX」コラボや有償1幻導石ショップなど気になる施策をピックアップ
■Vol.57 ランキング急上昇中の『にゃんこ大戦争』。日本にエールを送る、 明るく楽しい8周年施策を調査
■Vol.58 戦略性に富むバトルが話題の『イリュージョンコネクト』、リリース前後の施策を分析
■Vol.59 『ジャンプチ ヒーローズ』、「鬼滅の刃」コラボで急浮上。劇場版が未曾有の大ヒットを見せるなかどのような施策を打ち出したのか
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社スパイスマート
- 設立
- 2015年7月
- 代表者
- 代表取締役 久保 真澄