スマートフォンゲームの日々の運用とその効果をリサーチし、ゲーム関連企業へマーケティングデータを提供するSp!cemart(スパイスマート)。同社のサービス「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」では、ゲームアプリの運用情報をいつでもウォッチできる「カレンダー」や、毎月発行しているレポートを提供している。
なかでもカレンダーは、セールスランキング上位のモバイルオンラインゲームのゲームシステム・運用施策をダッシュボード形式のWEBツールとして提供。ゲーム内プロモーション施策の効果測定やセールスランキングと運用効果の相関関係を時系列で分析できる。
本連載記事ではスパイスマート協力のもと、カレンダー機能を用いた、ランキング上位タイトルの直近のゲーム内施策を分析。今回は、セガの『Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories』の施策をピックアップする。
(以下、Sp!cemartゲームアプリ調査隊より)
【調査箇所】クリスマス、お正月、TVアニメ放送のタイミング
■『 Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories 』
提供:セガ
リリース日:2020年9月9日
【調査箇所:2020年12月20日〜2021年1月20日】
2021年1月からTVアニメ2期後半の放送が開始され、さらなる盛り上がりを見せている「Re:ゼロから始める異世界生活(以下、リゼロ)」。ゲームアプリ版の『 Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories (以下、リゼロス)』も昨年のクリスマスから年末年始、そしてTVアニメ開始のタイミングにかけてさまざまな施策を実施。
本作のセールスランキングは12月に入ってからおおむね100位前後で推移してきましたが、クリスマス直前にあたる22日にクリスマス仕様のキャラが目玉のガチャが実施されたことで、一気に9位まで浮上しました。24日、25日よりも少し早めに実施したのは、ガチャなどを実施するタイミングが他タイトルと衝突しにくくする狙いもあったのではないでしょうか。
『リゼロス』は、プレイヤーが記憶をなくしてしまった主人公「ナツキ・スバル」となり、死ぬと時間が巻き戻る「死に戻り」の能力で、絶望的な運命に抗っていくという原作ストーリーを追体験できます。
各章のストーリーには、「本編」「本編別Ver.」「IFルート」が存在。各章の本編を進めていくと、ストーリー中に分岐が発生し、行動の選択肢によっては、スバルが原作で体験できなかった別の運命を体験できます。そのすべてを原作者・長月達平氏の完全監修のもとに制作しているのが本作ならではの特徴。
▲バトルシステムは可愛らしいちびキャラが活躍するターン制のコマンド選択バトル。キャラクターやスキルの組み合わせを活かした戦略性の高いバトルや、オートや倍速モードによるお手軽プレイも楽しめます。バトルでは、原作に登場するキャラクターたちの迫力のスキル発動のアニメーションを堪能できるほか、原作ではサブや敵だったキャラクターもパーティで編成可能。
▲本作では、ゲーム内で集めた素材で行う「進化」や「覚醒」、ストーリーの選択肢によって獲得できる“ADVポイント”でメモリーボードを「開放」しながら、キャラクターを育成します。さらに、装備アイテム「記憶結晶」を身に着けることで、キャラクターの能力をさらに上げ、追加スキルを獲得するなど、自分好みにカスタマイズ可能。
原作の「リゼロ」は、小説投稿サイト「小説家になろう」にて2012年4月より連載が始まり、MF文庫J(KADOKAWA)より2014年1月から刊行されているライトノベルです。著者は長月達平氏、イラストは大塚真一郎氏(短編集3は楓月誠氏、それ以降の短編集はイセ川ヤスタカ氏)が担当しています。テレビアニメは第2期まで制作され、OVAも2作公開。
一方でゲームアプリでは、過去にパズルゲームやVRデジタルグッズなどがリリースされました。また、中国ではスマホ向けカードRPGとしても展開。これまでも人気ライトノベルのスマホ向けRPGはリリースしてきましたが、本命とも呼べる「リゼロ」題材のスマホ向けRPGが満を持して登場したことになります。
そこで、本稿ではランキング推移とゲーム内施策を一覧で閲覧できる「LIVEOPSISイベントカレンダー」を用いり、『リゼロス』のクリスマス・年末年始の施策を中心に深掘りしていきます。まずは周年に関連したプロモーション施策について整理してみましょう。
【プロモ施策】TVCMではメインストーリーの追加を訴求
【クリスマス・年末年始に関するプロモーション施策(一部)】
■ 2020年12月22日 オリジナル「Twitterアイコン」「壁紙」プレゼント
■ 2020年12月24日 リゼロスラジオ出張版配信
■ 2021年1月1日 新年のお祝いイラスト公開
■ 2021年1月1日 オリジナル「Twitterアイコン」「壁紙」プレゼント
■ 2021年1月1日 フェルト獲得イベント開催記念 フォロー&RTキャンペーン
■ 2021年1月1日 リゼロスラジオ出張版配信
クリスマス・年末年始に関するプロモーション施策を抜粋しました。
大規模プロモーション施策を仕掛ける時期でもありますが、本作ではSNSや生放送を中心にした堅実的な施策となりました。とはいえTVCMの放映もあり、直近はメインストーリーの追加をメインに訴求したクリエイティブとして、TVアニメの視聴者に向けただけではなく、休眠ユーザーの復帰をうながす内容となっていました。
▲2021年1月5日にセガの公式YouTubeチャンネルで投稿された、TVCM ストーリー第3章前編「失墜と迷走の王都」篇。
▲同作では、季節のイベント毎に合わせて、オリジナル「Twitterアイコン」と「壁紙」を定期的にプレゼントしています。お正月でも同様の施策を展開していました。
Twitterのフォロー&RTキャンペーンでは、2021年1月1日にフェルト獲得イベント開催を記念して開催。また、同キャンペーンでは、ゲーム内外の報酬で対象ツイートを分けていました。ゲーム内では、該当ツイートのRT数に応じて、特別なアイテムをユーザー全員にプレゼント(5000RTで魔法石1000個、10000RTで★3キャラ確定ガチャチケット1枚)。さらに抽選で3名に「【剣客・迎春】ラインハルト★3」が当たりました。
そしてゲーム外では、抽選で1名に「フェルト役 #赤﨑千夏 さんサイン色紙」がプレゼントされました。どちらも1万RT前後の反響が寄せられました。
【ゲーム内施策】新機能「潜在ボード」も実装
ここからは、具体的にゲーム内施策にスポットをあてて調査していきます。
その前に、ここで一度『リゼロス』のマネタイズについて整理しておきましょう。本作のマネタイズは、有償アイテムの魔法石の販売です。魔法石は主にガチャや特定のアイテムを購入する際などで使用します。魔法石のラインナップは以下の通り。
【魔法石のラインナップ】
・魔法石 有償34個(120円)<単価:3.53円/割引率:0.0%>
・魔法石 有償140個(490円)<単価:3.50円/割引率:0.8%>
・魔法石 有償280個+無償12個(980円)<単価:3.36円/割引率:4.9%>
・魔法石 有償422個+無償32個(1,480円)<単価:3.26円/割引率:7.6%>
・魔法石 有償840個+無償100個(2,940円)<単価:3.13円/割引率:11.4%>
・魔法石 有償1400個+無償230個(4,900円)<単価:3.01円/割引率:14.8%>
・魔法石 有償2857個+無償620個(10,000円)<単価:2.88円/割引率:18.5%>
マネタイズの根幹となるガチャでは、バトルに参戦するキャラクターと、装備品として機能する記憶結晶の2種類が排出されます。レアリティは★1(排出率60.00%)→★2(排出率32.50%)→★3(排出率7.50%)の順です。排出率の内訳は下記の通り。
【★3】キャラ:2.50%、記憶結晶:5.00%
【★2】キャラ:15.00%、記憶結晶:17.50%
【★1】キャラ:37.50%、記憶結晶:22.50%
一方でガチャの金額感は、1回で魔法石100個(353円相当)、★2以上1キャラ確定の10連で魔法石1000個(3,530円相当)です。ガチャ利用ごとに手に入るガチャポイントを用いれば、各ガチャのピックアップ対象キャラと交換できる、いわゆる天井施策も備えています。対象キャラの交換ポイントは300で、ガチャ300回分に相当するため、単純計算として105,900円で対象キャラを手に入れることができます。
【今回の調査期間における主なゲーム内施策】
■ クリスマスプレゼントログインボーナス
■ 2nd season 3 Blu-ray&DVD発売記念ログインボーナス
■ 「ロズワール邸でクリスマス♪ガチャ~レム~」開催
■ 新機能 潜在ボード実装 ほか
【調査箇所:2020年12月20日〜2021年1月20日】(※再掲)
■ 2020年12月23日~2020年12月25日
クリスマスプレゼントログインボーナス
■ 2020年12月23日~2020年12月30日
2nd season 3 Blu-ray&DVD発売記念ログインボーナス
昨年末のクリスマスシーズンでは、ふたつのログインボーナスを同時に展開していました。まずクリスマスを記念したログインボーナスでは、3日にわたり、毎日「魔法石」200個(700円相当)が配布されました。すべて入手した場合は2,100円相当となり、これはガチャ6回分にあたりました。
一方でアニメ2期のBlu-ray&DVD発売を記念したログインボーナスでは、3日にわたり、毎日「魔法石」100個(約350円相当)が配布されました。すべて入手した場合は1,050円相当となり、これはガチャ3回分にあたり、クリスマス施策と合わせれば、ほぼ10連ガチャ1回分となりました。
■ 2020年12月22日~2020年12月28日
「ロズワール邸でクリスマス♪ガチャ~レム~」開催
こちらは一般的なピックアップガチャです。クリスマスということで【聖夜の装い】レム★3が目玉として登場。また、記憶結晶(≒装備)「絵になる皮剥き」★3の排出率もアップしました。
「レム」は各所で行われている「リゼロ」の人気投票で何度も1位を獲得するほどの人気キャラです。ゆえに期間限定ピックアップのこの機を逃すまいとガチャを回したユーザーが多く、結果セールスランキングが大きく上昇したものと思われます。
なお「エミリア」「レム」といった「リゼロ」のメインキャラ陣を対象とした同様のガチャも11月末から随時実施されていましたが、その際もセールスランキングは10〜30位あたりまで上昇していました。
本作のようなIP作品ではキャラを出す順番なども非常に重要になるはずなので、クリスマス直前に「レム」のピックアップを実施したのは、やはり彼女の人気を考慮してのことではないでしょうか。
■ 2020年12月22日実装
新機能 潜在ボード実装
クリスマス施策直前にアップデートで追加された新たな育成要素「潜在ボード」。大きく分けると「潜在領域」と「SP潜在領域」の2箇所があり、それぞれに存在する番号の付いたパネルを開放すると、「強化パネル」が設置されてキャラの能力値が上昇する仕組みです。
パネル開放にはイベント・デイリーミッション・交換所などで手に入る「潜在ハンマー」もしくは「SP潜在ハンマー」が必要。上昇する能力値は使用したハンマーが持つ能力の範囲内でランダムに決定され、ハンマーのレアリティが高いほど上限が高くなりやすいです。
既に強化パネルを設置している箇所でもハンマーを消費すれば打ち直す(別の効果で上書きする)ことが可能ですが、潜在ボードで伸ばせる能力値にはそれぞれ上限があります。
▲潜在ボード画面(写真左)。おおむね上側が潜在領域、下側がSP潜在領域となっています。また、開放済みのパネル上書きに挑む場合、実行しなくてもハンマーは消費されます(写真右)。強いキャラを作るためには、大量のハンマーが必要になるでしょう。
そのほか、年明け2021年1月8日にはふたつのガチャイベントを実施し、セールスランキングが再び急浮上していました(App Storeのセールスランキング12位)。
以上が直近における『リゼロス』のゲーム内外施策です。
2021年1月からTVアニメ2期後半の放送が開始され、ゲームアプリ版である『リゼロス』にも流入、施策含めてさまざまな要因が寄与しそうですが、次に注目が集まるのは半周年施策でしょう。
昨今、立ち上がりがいいゲームアプリでも、継続率を向上させることに苦戦し、リリースから半年経過のタイミングで大幅な改修及び、大規模キャンペーン(プロモ含む)で休眠復帰、既存ユーザーのエンゲージメントで力を入れる事例が増えてきました。『リゼロス』は2021年3月に半周年を迎えます。幸いにもTVアニメも放映中のため、次にどのようなスパイクを形成するかが注目されます。
「LIVEOPSIS イベントカレンダー」では、各ゲームのイベント情報をランキング推移と共に閲覧できます。自社はもとより、競合他社の施策一覧を取りまとめた分析などにもご活用できます。ぜひ、ご興味がある方はお問い合わせページからご連絡ください。
スマートフォンゲーム内運用に関する調査・分析を行うリサーチ事業とコンサルティング事業を展開しており、「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」というサービス名称で各種ソリューションを提供。
コーポレートサイト:http://corp.spicemart.jp/
Sp!cemart 商品に関する問合せ:info@spicemart.jp
■Sp!cemartゲームアプリ調査隊 バックナンバー
■Vol.1 〜待望のシリーズ最新作『マリオカート ツアー』、リリースから直近1ヵ月の運営施策を探る〜
■Vol.2 〜新作リズムゲーム『欅坂46・日向坂46 UNI'S ON AIR』、リリースから直近1ヵ月の運営施策を探る〜
■Vol.3 〜初週で全世界1億DLを記録した『Call of Duty®: Mobile』、リリースから直近1ヵ月の運営施策を探る〜
■Vol.4 〜Riot Games大特集。新作『Team Fight Tactics』の概要から『LoL』の直近プロモ・e-Sports施策まで〜
■Vol.5 流入から定着まで繋げた7つの施策…大ヒット中の『FFBE 幻影戦争』、事前登録からリリース直後の施策を総まとめ
■Vol.6 事前プロモ(ほぼ)なし…突如配信された『ワールドフリッパー』ヒットの背景。リリース前後の施策を分析
■Vol.7 運営7周年を迎えた長期運営タイトル『にゃんこ大戦争』…長く愛される理由をゲーム“内外”の施策から分析
■Vol.8 好調なリスタートを切った『魔界戦記ディスガイアRPG』、リリース中断から再開までの8ヵ月間の動向を分析
■Vol.9 大ヒット中の『デュエル・マスターズ プレイス』、売上ランキング2位の背景をIP×マネタイズの観点から分析
■Vol.10 スマホ向けパズルゲームのトップを走る『ガーデンスケイプ』の施策とシリーズの強みを分析
■Vol.11 海外発のストラテジーゲーム『Rise of Kingdoms -万国覚醒-』がヒットの兆し。リリース前後の施策を分析
■Vol.12 ヒットを生み出し続けるYostar待望の新作『アークナイツ』を分析。リリース前施策からマネタイズまで
■Vol.13 売上ランキングTOP10入りの『メダロットS』を分析。既存ファンに向けた「メダロット」ならではの露出も
■Vol.14 ゲームはスローライフだが運営施策は挑戦的…『どうぶつの森 ポケットキャンプ』これまでの歩み
■Vol.15 目指したのは「リアルなミニ四駆体験の追求」…『ミニ四駆 超速グランプリ』ヒットの背景を分析
■Vol.16 『モンスト』×「鬼滅の刃」コラボを分析…IP頼りで終わらず、推奨行動など多様な施策で盛り上げる
■Vol.17 放置ゲームの新たな形『ロストディケイド』の挑戦。“放置させない”循環や独自性の高いマネタイズも
■Vol.19 原作再現度の高さで話題沸騰――大ヒット中『このファン』のゲーム内外施策を調査
■Vol.20 新旧ではなく共存共栄――『あんさんぶるスターズ!!Basic&Music』リリース前後のゲーム内外施策を調査
■Vol.21 周年施策から辿る『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』大ヒットの背景。1・2・3周年でなにが起こったのか
■Vol.22 原作の裾野を広げる『ヒプノシスマイクARB』。話題沸騰の「ヒプマイ」ゲームアプリのリリース前後施策を分析
■Vol.23 『ディズニーツイステッドワンダーランド』TOP3入りの背景。ゲーム内外の演出と注目ポイントを分析
■Vol.24 無料DL・セルラン共に急上昇――最新作『あつ森』発売後、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』で何が起こったのか
■Vol.25 中国テンセントゲームズが放つ近未来MMORPG『コード:ドラゴンブラッド』が大ヒット。国内ユーザーに響いた理由を探る
■Vol.26 セルラン首位を2度獲得した『FFBE 幻影戦争』。該当期間にフォーカスして徹底分析
■Vol.27 放置ゲームの新たなヒット作『魔剣伝説』。“縦画面のMMORPG”を謳った功罪からゲーム概要まで
■Vol.28 『Ash Tale~風の大陸~』が1周年。人気を継続する背景をゲーム内施策から紐解く
■Vol.29 原作と二次創作へのリスペクトに満ち溢れた『東方LostWord』。大ヒット中の東方×スマホゲームの施策を分析
■Vol.30 勢いが止まらない『ディズニー ツイステッドワンダーランド』…ランキング上位を維持する背景とその魅力
■Vol.31 最近話題の「ハイパーカジュアルゲーム」。人気タイトル3本のマネタイズと画面UIを徹底分析
■Vol.32 硬派な海外IPタイトルでも中身は日本人好み…『Fallout Shelter Online』国内ヒットの背景を分析
■Vol.33 『白猫プロジェクト』×「鬼滅の刃」コラボを分析…新規・休眠復帰ユーザーの流入にも大きく貢献
■Vol.34 間もなく夏本番。長期間展開する「夏休み施策」で各社どのような取り組みを行っているのか
■Vol.35 リニューアルから早3ヵ月…『あんさんぶるスターズ!!Basic/Music』が示した共存共栄と5年間の厚み
■Vol.36 リリース1週間でセルランTOP10入りを果たした新進気鋭の放置型RPG『AFKアリーナ』、国内ヒットの背景を分析
■Vol.37 国内を賑わす“ケモガールRPG”『レッド:プライドオブエデン』とは。キャラの魅力を存分に引き出す演出と施策を分析
■Vol.38 セルラン最高1位の『ドラゴンクエストタクト』ヒットの背景を分析。信頼と懐かしさと、裾野を広げた関連作の存在
■Vol.39 歴代キャラの支えと、新規性に富んだオリジナル要素のチャレンジ。『テイルズ オブ クレストリア』のリリース前後を分析
■Vol.40 セルラン1位を獲得した『アークナイツ』。該当期間にフォーカスして徹底分析
■Vol.41 『ドラゴンクエストタクト』配信から1ヵ月。セルラン1位を3度も獲得した背景に「りゅうおう」の存在
■Vol.42 コロナ禍、初めての夏、間もなく1周年…人気が衰えることのない『ドラゴンクエストウォーク』の夏施策を調査
■Vol.43 5周年を迎えた『アイドリッシュセブン』。休眠ユーザーに訴求したSSR7人確定の「無料77連ガチャ」が話題
■Vol.44 リリースから半年の『このファン』を調査。夏施策も話題になったこれまでと、次の周年に向けたこれから
■Vol.45 飛ぶ鳥を落とす勢いの『AFKアリーナ』。放置系ゲームとしての魅力・強みはどこにあるのか
■Vol.46 大人気ラノベが遂にスマホRPGへ。セルランTOP5入りを果たした『リゼロス』ヒットの背景を探る
■Vol.47 『FGO』5周年ゲーム内外施策を分析。多角的な取り組みで無料DLランキングも急浮上
■Vol.48 シリーズ35周年の集大成『三國志 覇道』がヒット。“国内発のストラテジーゲーム代表”として期待
■Vol.49 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』ヒットの背景と今後に期待できる3つの理由
■Vol.50 全世界2500万人が体験した聖闘士たちの躍動。海外開発の『聖闘士星矢 ライジングコスモ』が日本でヒットした背景
■Vol.51 中国bilibiliの新作『ファイナルギア』がスマッシュヒットを記録中。その勢いをゲーム内外から分析
■Vol.52 話題沸騰の『D4DJ Groovy Mix』、事前プロモからリリース直後の施策まで分析
■Vol.53 『オクトパストラベラー 大陸の覇者』はシングルプレイRPGに根ざした運営。リリース前後の状況を分析
■Vol.54 『原神』ヒットの軌跡。 リリース前後の施策から読み解く
■Vol.55 『モンスターストライク』7周年施策を分析。長期運営タイトルとして仕掛けたゲーム内外施策を探る
■Vol.56 1周年を迎えた『FFBE幻影戦争』。「FFX」コラボや有償1幻導石ショップなど気になる施策をピックアップ
■Vol.57 ランキング急上昇中の『にゃんこ大戦争』。日本にエールを送る、 明るく楽しい8周年施策を調査
■Vol.58 戦略性に富むバトルが話題の『イリュージョンコネクト』、リリース前後の施策を分析
■Vol.59 『ジャンプチ ヒーローズ』、「鬼滅の刃」コラボで急浮上。劇場版が未曾有の大ヒットを見せるなかどのような施策を打ち出したのか
■Vol.60 『ロマサガRS』2周年施策を振り返る。ファンに向けたTVCMや豪華なゲーム内施策など
■Vol.61 『ファイナルギア』×「エヴァ」コラボを分析。親和性抜群の施策は年末年始で無料DL・セルラン共に急浮上
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社スパイスマート
- 設立
- 2015年7月
- 代表者
- 代表取締役 久保 真澄