ソニー、「クランチロール」の買収の動機は「成長するアニメ市場で成長事業をつくりたいと考えた」 ゲームとのクロスセルの構想も
ソニー<6758>は、本日(2月3日)に開催した第3四半期の決算説明会で、海外向けのアニメ配信サービス「Crunchyroll(クランチロール)」をAT&Tより買収した動機について質問を受けると、「日本のアニメ市場は高い成長を示しており、過去5年で1.5倍の規模となった。日本市場の伸びは、海外からの売上が伸びていることによる。市場が伸びているところで、成長事業を作っていきたいと考えたからだ」と述べた。同社では、ゲームで遊んでいるユーザーと、アニメを楽しんでいるユーザーとの親和性が高いと判断しており、ゲームとアニメのクロスセル(他の商品などを併せて販売すること)の機会を将来的に作っていく考えを示した。ただ、具体的なやり方についてはまだ社内で議論している最中で、中期経営計画を発表する際に何らかの発表を行う、とした。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長 吉田 憲一郎/代表執行役社長CEO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入12兆9570億6400万円、営業利益1兆4071億6300万円、税引前利益1兆4737億2600万円、最終利益1兆1416億円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社アニプレックス
- 設立
- 1995年9月
- 代表者
- 代表取締役執行役員社長 岩上 敦宏
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1458億3200万円、営業利益240億9800万円、経常利益283億9700万円、最終利益212億3500万円(2025年3月期)
会社情報
- 会社名
- Crunchyroll(クランチロール)