DeNA、第3四半期のゲーム事業は収益の”谷間”も前年同期比で増収増益 海外で展開中の『スラムダンク』が貢献
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、この日(2月9日)、第3四半期(20年10-12月)の連結決算を発表し、ゲーム事業の業績について、売上収益が前年同期比で32%増の341億円、営業利益が同75%増の35億円だったことを明らかにした。既存タイトルでは、夏イベントと第4四半期に迎える需要の谷間となるため、前四半期比ではマイナスとなったものの、前年同期比では増収増益となった。
コイン消費の内訳を見ると、国内ブラウザと国内アプリの売上がそれぞれ24.6%減、11.9%減と前年同期比で低下する一方、海外のアプリ経由のコイン消費については23.4%増の137億円と伸びた。東映アニメーション<4816>が決算発表でも紹介していたように、簡体字圏や韓国、繁体字圏などで展開する『スラムダンク』が収益面で大いに寄与したようだ。
なお、今後のリリース予定タイトルは以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432