東和薬品とバンナム研究所、服薬支援ツールの実証実験用プロトタイプが完成 ゲームメソッド機能の実装で服薬に対するモチベーションを向上

東和薬品<4553>とバンダイナムコ研究所は、患者の服薬アドヒアランス向上および残薬の解消に貢献することを目指し、2020年1月から服薬支援ツールの共同開発を行っており、今回、実証実験用プロトタイプが完成したことを発表した。

実証実験用プロトタイプの開発にあたり、東和薬品は服薬アドヒアランスの低下につながる要因や情報などから服薬支援ツールの立案や制作の推進を、バンダイナムコ研究所はゲームメソッドを考慮した企画やデザイン業務などを行ってきた。

本プロトタイプは、患者が服薬に対して意識し、自発的に服薬行動を起こさせる仕組みとしてゲームメソッド機能を実装している。このゲームメソッド機能により服薬に対するモチベーションが向上し、飲み忘れや自己判断による服薬の中断などを防ぐ効果が期待できるす。また、薬剤師による患者さんの服薬期間中のフォローアップに対応するための機能なども実装している。

今後、本プロトタイプを用いた実証実験を実施し、2021年度内のリリースに向けてツールの改良・改善を行っていく。



バンダイナムコ研究所

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