NVIDIA、マイニング向けの「NVIDIA CMP」を発表　ゲーム向けハードウェアと住み分け

NVIDIAは、2月19日、プロフェッショナル マイニング向けに 「NVIDIA CMP (Cryptocurrency Mining Processor)」を発表した。

再び急増するマイニング需要、半導体不足などから、グラフィックボードの需要が増大している。その影響でハードウェアの価格高騰や品薄などが起こっている。同社はこの状況を鑑み、グラフィック処理を行わなず、マイニングでの最高の性能と効率を実現するように最適化「NVIDIA CMP (Cryptocurrency Mining Processor)」を販売することとなった。CMP 製品は、認定パートナーを通じての販売を予告している。

一方で2 月 25 日に GeForce RTX 3060 の発売を予定している。こちらはゲーマーの向けのハードウェアとなっており、ゲームとマイニングを別のプロダクトとして送り出すことで、棲み分けをするのが狙い。

実際にRTX 3060 ソフトウェア ドライバは、イーサリアム仮想通貨マイニングのアルゴリズム固有の属性を検知してハッシュレートを制限し、仮想通貨のマイニング効率をおよそ 50% 低減させるように設計したという。