中外鉱業、第3四半期の営業益は1.13億円と黒字転換 貴金属市況の活況とアニメ関連グッズの好調を受けて

中外鉱業<1491>の第3四半期累計(20年4~12月)の連結決算は、売上高は295億0500万円(前年同期204億7900万円44.1%増)、営業損益は1億1300万円の利益(前年同期8億1500万円の損失)、経常損益は7300万円の利益(前年同期8億8700万円の損失)、四半期純損益は5500万円の利益(前年同期3億3600万円の損失)となった。


・売上高:295億0500万円(前期比44.1%増)
・営業利益:1億1300万円(前期は8億1500万円の損失計上)
・経常利益:7300万円(前期は8億8700万円の損失計上)
・最終利益:5500万円(前期は3億3600万円の損失計上)


機械事業と不動産事業が赤字となったものの、主力の貴金属事業が好調だった。安全資産として金需要が増加したことで、金・白金など価格上昇が寄与した。またコンテンツ事業では、新型コロナの影響でイベントや物販が一部中止・延期となったものの、アニメ関連グッズが好調だった。

事業セグメント別の状況は以下のとおり。

・貴金属事業
売上高は271億8900万円(前年同期185億9000万円)、営業損益は2億4000万円の利益(前年同期1億3200万円の利益)となった。

・不動産事業
売上高は1億4600万円(前年同期12億2300万円)、営業損益は3500万円の損失(前年同期3億4000万円の利益)となった。

・機械事業
売上高は5億5900万円(前年同期7億6500万円)、営業損益は4500万円の損失(前年同期100万円の損失)となった。

・投資事業
営業損益は2100万円の損失(前年同期12億0400万円の損失)となった。

・コンテンツ事業
売上高は15億9400万円(前年同期10億3400万円)、営業損益は2億5800万円の利益(前年同期2億0800万円の利益)となった。
中外鉱業株式会社

会社情報

会社名
中外鉱業株式会社
設立
1932年5月
代表者
代表取締役社長 芳賀 一利
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
1491
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