中国テンセント、2020年10~12月決算は総収益が26%増の2.2兆円、営業利益が26%増の380億円 ゲームやネット広告、フィンテックが伸長

中国Tencent(テンセント)の2020年12月期の第4四半期(10~12月)の決算は、総収益が前年同期比26%増の1336億6900万人民元(2兆2326億円)、営業利益が同26%増の380億8400万人民元(6362億円)、最終利益が同30%増の332億0700万人民元(5547億円)と大幅な増収増益を達成した。

オンラインゲームを中心とする「VAS(付加価値サービス)」が好調だったほか、オンライン広告、フィンテックがいずれも増収となるなど好調に推移した。

オンラインゲームの収益は、同29%増の391億人民元(6532億円)と伸びた。特に海外が43%増の98億人民元(1637億円)と大きく伸びた。『和平精英(Peacekeeper Elite、PUBG)』や『王者栄耀(Honor of Kings)』『Moonlight Blade Mobile』などの収益が増えた。

なお、未成年者への対策については、健全なゲームプレイ環境を維持するために、継続的なアップグレードを行ったという。第4四半期における18歳未満の未成年者の売上はオンラインで中国の6.0%、16歳未満は中国のオンラインゲームの総額の3.2%を占めたという。
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