フルスピードが従来の半額でITインフラを提供するサービスを始めると報じています。
明細書を見て半額で…というのはすごいですね。
■フルスピード、ITインフラを従来の半額で提供
10月26日付けの日経産業新聞は、フリービット<3843>子会社のフルスピード<2159>は、企業のサーバーや通信回線の利用料を、従来の半額で提供する新サービス「ITコスト半額コンサルサービス」を11月から開始する、と報じています。報道によれば、これまで顧客が使っていた他社のサービスの利用明細書を確認し、その半額で同様のサービスを提供するというもの。同社の会員サービス限定で、同社の主力事業であるネット広告やITインフラとをセットで売り込む営業戦略の一環とのこと。サーバーや通信回線は親会社のフリービットから調達する模様で、フリービットは半額でも利益が出るようです。
■「ソーシャルグラフ」に注目集まる
10月26日付けの日経産業新聞は、「ネット新潮流」で、インターネット利用者の相関図データを示す「ソーシャルグラフ」への注目が日本でも高まってきた、と報じています。報道によれば、ソーシャルグラフと連携させることで、インターネット上での検索や広告のあり方を変える可能性を秘めていることが背景。例えば、検索では「友達」や「友達の友達」から有益な情報が取得できるほか、広告でも的を絞った広告を表示できるようになるようです。
ミクシィ<2121>が「ソーシャルグラフプロバイダー」を目指す戦略を打ち、SNSと外部サイトとの連携を活用する機能を強化する一方、Facebookもリクルート「リクナビ2012」と提携し、Facebookに登録すると志望業界の同じ学生やOBを検索できるようにしました。グリー<3632>も外部サイトとの連携を強化しています。記事では、個人情報も含むため、取り扱いには細心の注意が必要で、各社はユーザーにどういった形でわかりやすく説明する必要がある、としています。