GMOメディア、第1四半期の営業益は9900万円 前年同期600万円の赤字から黒字転換

GMOメディア<6180>は、5月6日、第1四半期(21年1~3月)の連結決算を発表し、売上高18億0700万円(前年同期比90.4%増)、営業利益9900万円(前年同期は600万円の損失計上)、経常利益1億0100万円(前年同期は600万円の損失計上)、最終利益6200万円(前年同期は600万円の損失計上)と大幅増収・黒字転換を達成した。


・売上高:18億0700万円(前年同期比90.4%増)
・営業利益:9900万円(前年同期は600万円の損失計上)
・経常利益:1億0100万円(前年同期は600万円の損失計上)
・最終利益:6200万円(前年同期は600万円の損失計上)


新型コロナウイルス感染症に伴うリアルな人の移動と施設利用の制限により、影響が出ている事業もあるが、プログラミング教育事業に関してはGIGAスクール構想の前倒し実施や、オンライン化の加速なども現象として発生しており、新たな事業機会も生まれている。また、広告需要期を迎えてアドネットワークの広告単価が上昇基調となり、広告媒体の収益が順調に推移した。

同社では、収益基盤を強化するために、戦略的に投資を進める方針は変わらないものの、投資のタイミング及び内容については、新型コロナウイルス感染症の影響を注視しながら、慎重かつ積極的に進めていく予定になる。

セグメント別の業績については、以下の通りになる。


① メディア事業
第1四半期累計におけるメディア事業の売上高は14億0600万円(前年同期比104.1%増)、営業利益は7600万円(前年同期は200万円の営業損失)となった。

プログラミング教育ポータル「コエテコ」、美容医療チケット購入サービス「キレイパス」、ECメディア領域のメディアが属している。

広告需要期を受け、広告単価が上昇したことで広告収益が増加した。また、育成事業であるプログラミング教育ポータル「コエテコ」、美容医療チケット購入サービス「キレイパス」も順調に成長している。


② その他メディア支援事業
第1四半期累計におけるその他メディア支援事業の売上高は4億0100万円(前年同期比54.3%増)、営業利益は2300万円(前年同期は400万円の営業損失)となった。

ASP事業「affitown」の運営などを行っており、広告需要期を迎えて、一部業種の広告主による広告出稿が増加した。
GMOメディア株式会社
https://www.gmo.media/

会社情報

会社名
GMOメディア株式会社
設立
2000年10月
代表者
代表取締役社長 森 輝幸
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6180
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