集英社は、この日(6月2日)、マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の人気作品『怪獣8号』(著・松本直也)について、「少年ジャンプ+」史上最速で累計発行部数250万部を突破したことを明らかにした。こちらは電子版は含まず、紙のコミックスだけでの達成となる。
同作品は、2020年12月4日の1巻発売後に即重版し、その後も6度の重版が決定。「マンガ大賞2021」にもノミネートするなど、多方面から注目を浴びるなか、コミックス3巻を6月4日に発売する。今回の3巻発売と、1・2巻の度重なる重版で記録達成となった。
同作は、マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で2020年7月3日に連載を開始するやいなや、「1話目から怒濤の展開で面白すぎる」「ジャンプ+の看板作品になれる」「完璧な1話」「超期待できる」など1日で3200を超えるコメントが寄せられ、Twitterでもトレンド入りした。
今では、最新話を更新するごとに Twitter トレンド入り&公開1週間で200万閲覧を記録し続けており、200万人以上の読者が続きを楽しみにしている「少年ジャンプ+」の看板作品の一つ。
■松本直也(まつもと・なおや)氏
プロフィール2005年、第27回ジャンプ十二傑新人漫画賞に『ネコロマンサー』で十二傑賞受賞。2006年「赤マルジャンプ」(集英社)に掲載されデビュー。『ねこわっぱ!』を「週刊少年ジャンプ」2009年50号より2010年11号まで連載。『ポチクロ』を「少年ジャンプ+」で2014年より2015年まで連載。2020年7月より「少年ジャンプ+」で、『怪獣8号』を連載開始。
■『怪獣8号』あらすじ
本作の舞台は、災害(=怪獣)が容赦なく日常を侵す世界で、怪獣の発生率が世界屈指の日本。主人公・日比野カフカ(ひびの・かふか)は、防衛隊が討伐した怪獣の死骸を清掃する仕事に就く32歳。カフカと幼なじみの亜白ミナ(あしろ・みな)は幼い頃、「大きくなったら日本防衛隊員になって2人で怪獣を全滅させよう」と誓い合っていたが、ミナだけが夢を叶え日本防衛隊第3部隊・隊長として活躍していた。カフカは、夢破れたものの、後輩・市川レノ(いちかわ・れの)との出会いで、もう一度夢を追うことを決心するが、ある日、謎の生物によって、身体が怪獣化され、日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。その男、「怪獣」になるという宿命を背負いながら、かつて憧れた場所を目指す・・・!「新王道怪獣譚」開幕!
©松本直也/集英社
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