【ゲーム株概況(6/25)】出資先上場による保有株売却益を計上予定のメディアシークが急動意　6月期通期予想を開示のブシロードはしっかり

6月25日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比190.95円高の2万9066.18円で取引を終えた。バイデン大統領が超党派議員の提示した1兆ドル規模のインフラ投資計画で合意したと表明したことを受けて米国市場が上昇した流れから国内市場も朝方から買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>やアピリッツ<4174>、KADOKAWA<9468>などが買われた。

また、周辺株では、メディアシーク<4824>が一時650円台まで買われるなど急動意を見せた。メディアシークは、出資先で持分法適用関連会社のデリバリーコンサルティングが7月29日付で東証マザーズに上場することを発表するとともに、その上場に伴い、保有する株式の一部を売却し、特別利益を計上する見通しと発表したことが市場の関心を集めたようだ。

ほか、前日6月24日に未定としていた21年6月期通期の業績予想を発表したブシロード<7803>や、ボルテージ<3639>、gumi<3903>などもしっかり。

半面、出資先の米トリラーの上場観測で前日に急騰していたディー・エル・イー<3686>は大幅反落し、ワンダープラネット<4199>やテンダ<4198>、coly<4175>などもさえない。


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