『グランブルーファンタジーヴァーサス』の国内公式大会「RAGE GBVS 2021 SUMMER」GRAND FINALSの公式レポートが到着!  バザラガ使いのdebagame選手が初優勝


国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」は、Cygames によるゲーム『グランブルーファンタジーヴァーサス』(以下『GBVS』)の国内公式大会「RAGE GBVS 2021 SUMMER」のGRAND FINALS(決勝大会)を7月10日に開催した。

本大会には311人が参加。6月12日・13日のオンライン予選、6月26日のSEMI FINALS(準決勝)を勝ち残った8人のプレイヤーが東京都内スタジオで行われたGRAND FINALSに出場
した。日本中の“グランブルーファンタジーヴァーサス”好きが注目した、GRAND FINALSは予選から通じて2回負けた時点で敗退となるダブルエルミネーション形式のトーナメントで実施。試合は2ラウンド先取で勝利、2試合先取でその対戦の勝者となる。(ウィナーズファイナル、ルーザーズファイナル、グランドファイナル、グランドファイナルリセットでは3試合先取)

MCの寺川俊平さん(テレビ朝日アナウンサー)、実況の大和周平さん、実況・解説のなないさん、解説のなかおさん、そしてゲーム『グランブルーファンタジー』でユイシスを演じるゲストの声優・立花理香さんが見守る中、数々の激戦が繰り広げられた。緊迫したグランドファイナル優勝決定戦は見事debagame選手が、しお選手を下し初優勝。賞金300万円を獲得。また特別プレート、特別称号、クリスタルトロフィーとロートGから副賞が贈られた。

この日2回行われたdebagame選手と、しお選手との戦いは大規模な大会では珍しく笑いやにこやかな表情が何度も交わされ、スタジオ内も自然と和やかな雰囲気に。プレゼンターとして登場した『グランブルーファンタジーヴァーサス』クリエイティブディレクターの福原哲也氏はその様子を「昨今見られない格ゲーらしいコミュニケーション、楽しさ」と評し、喜びの表情を見せていた。優勝カップを手にしたdebagame選手は「緊張せず、いつもどおりに戦えたのでそれが勝因だったと思う」と安堵の表情で大会を終えた。また、「RAGE」総合プロデューサーの大友真吾から賞金となる300万円のプレートを渡されたdebagame選手は、その使い道について問われて「さまざまな方から『焼肉行こうね』という声があるので、なくなっちゃうかも」と応じてMC陣を笑わせた。

GRAND FINALSの様子はOPENREC.tv、YouTubeのRAGE公式チャンネルから視聴できる。

■「RAGE GBVS 2021 SUMMER」アーカイブ
OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/live/kdr7x3j738j
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=ENr6jK-B8Tc



■各試合の様子
【第1試合】(Winners Round 8)
〇“知識の権化”しお選手(使用キャラ:ベルゼバブ)vs●“ハートフル・モンスター”タヒチ選手(使用キャラ:メーテラ)

知性派のしお選手と規格外の体格と経歴を持つタヒチ選手の対戦からこの日の戦いはスタート。初戦はしお選手が追い詰め、タヒチ選手が切り抜けるという展開に。しかししお選手が終盤に見事な攻撃を畳み掛けて残り1秒で勝利するとその勢いのままに第1試合を取る。その後は第3試合第3ラウンドまでもつれ込んだが、最後はしお選手が勝利。初戦から白熱の戦いが展開した。

【第2試合】(Winners Round 8)
〇“圧倒的火力至上主義者”debagame選手(使用キャラ:バザラガ)vs●“座間の英雄”レン|PGW選手(使用キャラ:シャルロッテ)

極端に攻撃重視のdebagame選手と優勝に絶対の自信を見せるレン|PGW選手による第2試合も接戦に。第1試合は強気に攻め続けたレン|PGW選手が勝利したものの、第2試合からは debagame選手が圧倒的な火力を見せて、試合の行方は第3試合第3ラウンドに。最後は相手の猛攻を受けても、体力ゲージをわずかに残したdebagame選手が諦めずに攻めて勝利し、渾身のガッツポーズを決めた。

【第3試合】(Winners Final)
●“知識の権化”しお選手(使用キャラ:ベルゼバブ / ローアイン)vs〇“圧倒的火力至上主義者”debagame選手(使用キャラ:バザラガ)

Winners Finalの試合は3試合先取が勝利条件となる。実況席からは「バザラガがやや不利」という声も挙がっていたが、第1試合はdebagame選手が先取。するとしお選手は第2試合でローアインを選択。まさかの展開にdebagame選手も思わず笑顔を見せ、ふたりはそのまま楽しそうに戦いを展開。結果的にはしお選手の奇策も通じず、「バザラガが最強だと証明にしに来た」というdebagame選手が3連勝で最初のGrand Final進出者となった。

【第4試合】(Losers Round 13)
●“アキバの JOKER”Xeph選手(使用キャラ:パーシヴァル)vs○“修羅の捌き”たこ選手(使用キャラ:ベリアル)

第4試合は「普段の戦いではたこ選手が優位」という組み合わせに。それでも「俺の炎で茹でダコにしてやるよ」と意気込んでいたXeph選手が第2試合を取ったが、激しい攻め合いを制したのはたこ選手。フルセットの戦いを勝利した彼は笑顔を見せながらも「まだ優勝までは遠いけど、優勝するつもりで来ているので頑張ります」と気合いを入れ直していた。

【第5試合】(Losers Round 13)
〇“広島の若獅子”バギー選手(使用キャラ:ユエル)vs●“名古屋の伊達男”あば男|KRone選手(使用キャラ:ベルゼバブ)

第5試合では賞金の使い道が「奨学金の返済」ということで実況席から応援の声が送られていたバギー選手と、オンライン予選初戦で負けてからここまで11連勝と快進撃を見せるあば男|KRone選手が対戦。ユエルがいかにベルゼバブの得意な間合いを詰めて攻められるかが注目されていたが、事前の対策も功を奏してバギー選手が第1試合、第3試合を取って勝利した。

【第6試合】(Losers Round 14)
●“修羅の捌き”たこ選手(使用キャラ:ベリアル)vs〇“座間の英雄”レン|PGW選手(使用キャラ:シャルロッテ)

攻めに強みのある選手が揃った Losers Round 14。その最初の試合では積極的に攻めるレン選手をたこ選手が捌き続ける。この試合も最終試合までもつれ込み、緊張の中距離戦を制したレン|PGW選手が勝利。これまでビッグマウス気味だった彼も、接戦での勝利に「これまで勝ったり負けたりだったたこ選手に勝ててうれしい」と素直に喜びを口にした。

【第7試合】(Losers Round 14)
〇“広島の若獅子”バギー選手(使用キャラ:ユエル)vs●“ハートフル・モンスター”タヒチ選手(使用キャラ:メーテラ)

第7試合ではバギー選手が最初から猛攻を見せ、タヒチ選手が画面端でそれをしのいで的確に反撃するという展開が続く。最終試合でもその構図は変わらず、最終ラウンドでは互いの体力ゲージを僅かに残した状態で実況席も絶句するほどの攻防が連続。そして「最後の展開でほかのこと忘れてしまった」と漏らすほどの紙一重の勝負を制したバギー選手が勝ち抜いた。

【第8試合】(Losers Round 15)
〇“座間の英雄”レン|PGW選手(使用キャラ:ベリアル)vs●“広島の若獅子”バギー選手(使用キャラ:ユエル)

中距離戦が得意なバギー選手のユエルに対応するため、レン|PGW選手はこれまで使っていたシャルロッテではなく遠距離戦もこなせるベリアルを選択する。第1試合こそ先の試合で劇的勝利を収めたバギー選手の勢いは止まらなかったが、「徐々にギアを上がった」というレン|PGW選手が第2試合、第3試合も連取して勝利。Losers Finalへの進出を決める。

【第9試合】(Losers Final)
〇“座間の英雄”レン|PGW選手(使用キャラ:シャルロッテ)vs●“知識の権化”しお選手(使用キャラ:ベルゼバブ)

ここからはふたたび3試合先取が勝利条件に。Losers Finalは、Grand Finalで待つdebagame選手へのリベンジに燃えるふたりの対戦となった。Winners Finalから試合まで時間をおいての戦いということで実況席からは立ち上がりが心配されていたしお選手だったが、最初から読みが冴え渡り3試合連続で取ってストレート勝ち。debagame選手とのリベンジマッチに臨む。

【第10試合】(Grand Final)
〇“圧倒的火力至上主義者”debagame 選手(使用キャラ:バザラガ)vs●“知識の権化”しお選手(使用キャラ:ベルゼバブ)

Winners Finalと同じ顔合わせ、そして過去大会では見らなかったキャラクター同士の頂上対決となり、どこか楽しそうな雰囲気が漂う中で始まったGrand Final。しかし試合に入ると空気は一気にバチバチとしたものに。その中でdebagame選手が怒涛の攻撃を繰り出し続けて圧倒。第3試合こそしお選手に譲ったが、第4試合でペースを取り返し優勝を決めた。

【エンディング】
優勝カップを掲げたdebagame選手は、Grand Finalを「緊張せず、いつもどおりに戦えたのでそれが勝因だったと思う」と述懐。そしてバザラガを使ってGrand Finalに進出しているのが意外という声があることに話題が及ぶと「(バザラガは)最強ですよ! 本当にそう思います」ときっぱり。そして視聴者に向けて「バザラガは弱いと言われがちだけど、絶対に強いと思う。もしこれを観て使いたくなった人がいたらぜひ使ってみてください」と熱いメッセージを送った。

その後 「RAGE」総合プロデューサーの大友真吾から賞金となる300万円のプレートを渡されたdebagame選手は、その使い道について問われて「さまざまな方から『焼肉行こうね』という声があるので、なくなっちゃうかも」と応じてMC陣を笑わせた。続けて「グランブルーファンタジーヴァーサス」クリエイティブディレクターの福原哲也氏は大会を「予選からハイレベルな戦いの連続で、トーナメントが進むに連れてより熱量を感じられる、濃密で素晴らしい価値のある大会だった」と振り返り、さらに「個人的には Winners Final でふたり(debagame選手としお選手)がキャラクターのやり取りを見て一緒に笑っていたのが印象的。昨今オンライン対戦が主体となって見る機会がなくなっていた格ゲーのコミュニケーション、楽しいところを感じられて、作り手側としてうれしかった」とコメント。また大友氏はdebagame選手に「これから新たな『RAGE』のチャンピオンとしての活躍を楽しみにしています」という期待のコメントを送ると、「今はオフラインの大会での開催は難しい状況だが、チャンスを見て選手のみなさんが観客の前で素晴らしいプレイを披露してくれることを期待していますし、我々もそういった大会を開催できるように頑張っていきたい」と語った。

株式会社CyberZ
https://cyber-z.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CyberZ
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長CEO 山内 隆裕
決算期
9月
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