【ゲーム株概況(7/27)】1Q好決算発表のコーエーテクモHDが大幅続伸 グループ会社が新作『ラグナドール』発表のgumiも買われる
-
7月27日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比136.93円高の2万7970.22円で取引を終えた。米国市場高を受けて朝方から買い物が先行したものの、2万8000円の壁を超えると上値が重く、上げ一巡後はもみ合う展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コーエーテクモHD<3935>が上げ幅を拡大して3日続伸した。コーエーテクモHDは、前日7月26日に発表した第1四半期決算が売上高で前年同期比80%増、営業利益で同121%増となるなど大幅な増収増益となり、第1四半期として過去最高を記録したことが素直に評価されたようだ。
また、gumi<3903>やビーグリー<3981>、アルファポリス<9467>なども買われた。gumiは、本日の場中にグループ会社のグラムスがiOS/Android/PC向け新作タイトル『ラグナドール 妖しき皇帝と終焉の夜叉姫』を発表したことが株価の刺激材料となったもよう。
ほか、カプコン<9697>やコナミHD<9766>など大手ゲーム株の一角がしっかり。
半面、coly<4175>やモバイルファクトリー<3912>などが売られ、DLE<3686>の下げがきつい。
周辺株では、UUUM<3990>が成長ペースの鈍化への懸念から売られる場面が続き、上場来安値を更新した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635