【ゲーム株概況(8/2)】3四半期連続の黒字化達成のenishが大幅続伸 業績上ブレ&新作情報開示のAimingも大幅反発 KADOKAWAはS高
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8月2日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比497.43円高の2万7781.02円で取引を終えた。緊急事態宣言の対象地域が追加されるなど新型コロナウイルス感染症の拡大への懸念は強いものの、足元発表が進む4~6月決算で好調な企業も目立ち、買い戻しの動きが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が商いを伴って大幅続伸し、終値ベースで600円台を回復した。enishは、前週末7月30日に発表した第2四半期決算が3四半期連続の黒字化達成となったことが素直に評価されているようだ。
また、Aiming<3911>が大幅反発した。Aimingは、同じく7月30日発表の第2四半期決算で営業利益が当初予想を大きく上回る着地になったことに加え、2021年配信予定タイトルの情報を明らかにしたことが市場の関心を集めたもよう。
ほか、カプコン<9697>やセガサミーHD<6460>など大手ゲーム株が軒並み高となり、第1四半期決算が過去最高の営業利益更新となったKADOKAWA<9468>はストップ高した。
半面、テンダ<4198>やバンク・オブ・イノベーション<4393>が売られ、マーベラス<7844>は第1四半期決算は大幅増収増益となったものの、目先の材料出尽くしとみた売り物に押された。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468