ソニーG、第1四半期のゲーム事業の決算は営業益32%減の832億円と大幅減益…ソフト販売の減少やPS5本体の逆ザヤ響く
ソニーグループ<6758>のゲーム&ネットワークサービスの第1四半期の決算は、売上高6158億1000万円(前年同期比1.6%増)、営業利益832億5900万円(同32.8%減)と増収・大幅減益となった。大幅な減益になったといっても、下に業績推移のグラフを掲載しているように、決して悪い利益水準ではないことがわかるだろう。
・売上高:6158億1000万円(同1.6%増)
・営業利益:832億5900万円(同32.8%減)
ハードウェア及び周辺機器の売上の増加や為替の影響で増収となったものの、自社制作以外のゲームソフトの販売減と、「プレイステーション5」の逆ザヤ、プレイステーション4の販売減が響いたため、としている。
同社では、「プレイステーション5」については、ハードウェアの製造コストを下回るような、戦略的な価格設定を行っているそうだ。
業績推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹