ビットポイントジャパン、暗号資産ADAの取り扱いを8月下旬から開始予定

リミックスポイント<3825>の連結子会社ビットポイントジャパン(BPJ)は、新たに暗号資産ADA(エイダコイン)を取扱うと発表した。

開始日は2021年8月下旬を予定しているという。

■ADAとは
①ADAは、Cardanoで利用される暗号資産
ADAはオリジナルのブロックチェーンをもつ暗号資産で、元イーサリアムの開発者でもある天才数学者チャールズ・ホスキンソン氏によって開発され、Cardano(カルダノ、以下「Cardano」)で利用される基軸通貨となる。

Cardanoは、スイスに本拠を置く独立したCardano Foundation(カルダノ財団)が運営する、オープンソースの分散型ブロックチェーン・暗号資産のプロジェクトの名称で、プロジェクトビジョンとして「実用性のあるアプリケーションに必要とされるスケーラビリティ、相互運用性、サステナビリティを実現すること」を掲げている。

②サステナブル
これまで分散型であることの利点が注目されてきたブロックチェーン技術であるものの、一方で多くの暗号通貨は、ブロックを検証するためにPoW(Proof-of-work)と呼ばれる仕組みを採用しており、マイニングの際に大量のコンピューターが稼働することで消費電力が莫大なものになることから、環境へ負荷がかかるという課題も指摘されていた。

Cardanoは、革新的なPoS(Proof-of-stake)ブロックチェーンネットワークであり、すでに発行されている暗号資産の全数量に対する保有量の割合により、取引の承認作業や新しいブロックを生成する権利を獲得しやすい仕組みとなっているため、エネルギー消費を抑えながらブロックチェーンの安全性を確保している。

③ステーキング
Cardanoは、保有しているADAでネットワーク参加することにより、ADAを増加させる(報酬を得られる)ことが可能となるステーキングのシステムが構築されている。

ステーキングに関する情報を提供する「Staking Rewards」のホームページでは、Cardanoがステーキング規模(ステークされている数量をドル換算した金額)で1位(2021年8月2日時点)を獲得している。

④ADAの将来性
スケーラビリティも高く設計してあるため、今後実装されるスマートコントラクト技術の導入によって、多くのDApps(分散型アプリケーション)が開発・利用されることが予想され、更なるエコシステム及びプロトコルの成長が期待されているプロジェクトとなる。

ADAの市場概況

時価総額 : 4,663,186,801,047円(2021年8月2日時点)

出来高  : 190,296,103,188円(2021年8月2日時点)

発行時期 : 2017年9月