ミクシィ<2121>は、8月6日、第1四半期累計(21年4~6月)の連結決算を発表した。
同日に開催した決算説明会および決算短信では、スポーツセグメントの売上は前年同期比の69.7%増の40億4700万円、同セグメントの損益は6億8100万円の赤字(前年同期10億2000万円の赤字)であることを明かした。
増収の主な理由として、チャリロトの売上伸長、さらに昨年(2020年)にローンチした競輪(KEIRIN)とオートレース(AUTORACE)のネット投票サービス「TIPSTAR」の売上が加わったことによるものだという。
チャリロトとTIPSTARのGMV(グロス・マーチャンツ・ボリューム=流通取引総額)は前年同期比で160.0%増となった。チャリロトのGMVはインターネット販売の伸長とマーケティング施策の好調によるもの。一方でTIPSTARのGMVはマーケティング施策を控えたため、前四半期と比較してほぼ横ばいになったとのことだ。
なおTIPSTARについては、7月のアップデートでマルチプレイ機能を加えてソーシャライズ戦略を行っている。足元の状況については一定の手応えを感じているそうだ。今後はさらなる機能回収を行った上で、マーケティングを積極的に行っていくという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121