【ゲーム株概況(8/10)】1Q好決算を材料に日本一ソフトが急騰 1Qが減収減益で着地のミクシィが売られる テンダは7日ぶり大幅反発
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8月10日の東京株式市場では、日経平均は3連休を挟んで3日続伸し、前日比68.11円高の2万7888.15円で取引を終えた。為替が円安方向に振れたことで輸出関連銘柄が買われたこともあり、一時は2万8000円台を回復する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、日本一ソフト<3851>が一時1400円台半ばまで買われるなど急騰した。日本一ソフトは、前週末8月6日に発表した第1四半期決算が売上高で前年同期比93%増、営業利益で同353%増となるなど好調だったことが素直に評価されているようだ。
また、KLab<3656>やgumi<3903>、ブシロード<7803>などが買われ、テンダ<4198>は7日ぶりの大幅反発となった。
前週末の決算発表組では、『ウマ娘 プリティーダービー』が大ヒットしたCygamesの寄与などで持分法投資利益が拡大したDeNA<2432>も終値ベースで2000円台を回復するなどしっかり。
半面、第1四半期が減収減益での着地となったミクシィ<2121>は売られ、本社移転に伴う一時的なコスト増もあって第1四半期の営業利益が前年同期比58%減となったギークス<7060>も安い。
決算通過で目先の材料で出尽くしとの見方から、バンダイナムコHD<7832>やセガサミーHD<6460>など大手ゲーム株もさえない動きが目立った。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社日本一ソフトウェア
- 設立
- 1993年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 世古 哲久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高53億3900万円、営業利益4億100万円、経常利益8億4200万円、最終利益5億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3851