【ゲームエンタメ株概況(12/25)】国内証券が投資判断「1」に格上げのセガサミーHDが3日続伸 暗号資産関連事業を本格的に強化と発表のサイバーステップも3日続伸
12月25日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比93.58円高の3万9130.43円で取引を終えた。前場は軟調な推移が続いたものの、ROE(自己資本利益率)目標を引き上げると報じられたトヨタ<7203>が後場に入って急騰したこともあり、日経平均は大引けにかけてプラス圏に浮上した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は44銘柄(46%)、下落は44銘柄(46%)、変わらずは8銘柄(8%)で、上昇した銘柄数と下落した銘柄数が拮抗した結果となった。
中で、セガサミーHD<6460>が一時2990円まで買われるなど上げ幅を拡大して3日続伸した。セガサミーHDは、映画「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」の米国での好調に加え、この日は大和証券が投資判断を「2」から「1」に格上げし、目標株価も3350円から4200円に引き上げたことが株価の追い風となったようだ。
また、2025年より暗号資産関連事業を本格的に強化し、新たな市場開拓に挑戦すると発表したサイバーステップ<3810>も上げ幅を拡大して3日続伸した。
ほか、前日発表した株式分割と2件のM&Aが評価されたSHIFT<3697>が大幅反発し、株式売出しにおける創業家の株式売却についてのコメントを発表したサンリオ<8136>は続伸した。
SHIFTと同様にM&A2件を発表したGENDA<9166>も一時2875円まで買われるなど強さを見せた。
半面、タカラトミー<7867>やコナミグループ<9766>、東映<9605>が売られた。
クルーズ<2138>は変わらずを挟んで7日続落と下値の模索が続いた。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810
会社情報
- 会社名
- 株式会社SHIFT
- 設立
- 2015年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 丹下 大
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3697
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460