ビーグリー<3981>は、2月13日、2025年12月期の連結決算を発表、プラットフォームセグメントとコンテンツセグメントともに減収となったことで、減収減益での着地となった。
■2025年12月期決算実績
売上高126億8800万円(前々期比11.0%減)
営業利益10億300万円(同28.9%減)
経常利益9億6800万円(同29.3%減)
最終利益4億8600万円(同32.8%減)
■各セグメント別の状況
①プラットフォームセグメント 売上高は106億2600万円(前々期比9.9%減)、営業利益4億3200万円(同31.7%減)
主力サービスであるコミック配信サービス「まんが王国」は、ユーザーの訪問・定着・課金の流れを促し、課金者数と顧客単価を上げるべく、「お得感No.1」戦略による課金意欲の高いロイヤルカスタマーへの育成を継続するとともに、「まんが王国」内にて、一定時間経過するごとに1話が無料で読めるサービス「待ちコミ」の提供を開始し、幅広いユーザー層獲得のための販売促進活動を積極的に行った。
一方で、ライトユーザーの獲得・定着を図るため、前期よりライトユーザーを中心とした広告運用を行い、新規ユーザーの獲得が進んだ反面、当初の想定よりヘビーユーザーが減少した結果、「まんが王国」の売上高は前年同期比10.6%減となった。
また、2025年3月には当社オリジナル作品「夜蜘蛛は蜜をすう~結婚詐欺師と堕ちる女~」を原作としたショートドラマが、ショートドラマアプリ「BUMP」にて配信された。このほか、オンライン動画配信サービス「Hulu」を運営するHJホールディングスと提携し、2025年10月より「Hulu」にて電子コミックの提供を開始した。
②コンテンツセグメント 売上高63億7800万円(同6.5%減)、営業利益9億3500万円(同18.9%減)
デジタルコンテンツを中心に、発刊点数の増加、電子書店ごとの特性や読者ニーズに沿った販売促進活動を積極的に行った。また、紙出版においては、紙出版市場の縮小を鑑み、配本部数の管理及び価格設定などコストコントロールを実施した。
デジタル出版は、新刊のヒットによる売上の押し上げ効果が限定的となったものの、読者の嗜好性に合わせたコンテンツの創出とジャンルの拡大の着実な推進により、売上高は前年同期比0.5%増となった。一方、紙出版は、配本部数のコントロール等を実施した結果、売上高は前年同期比25.0%減となった。
このほか、2025年4月にはぶんか社から2作品がテレビドラマ化し、「黒弁護士の痴情 世界でいちばん重い純愛」がTOKYO MXにて放送、「子宮恋愛」が読売テレビにて放送された。また、2025年10月には「じゃあ、あんたが作ってみろよ」がTBS系列にて、「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」が関西テレビ放送にて、「橘くん 抱いてください! ハジメテの相手は同僚王子!?」がTOKYO MXにて、それぞれ放送された。
■今期は増収増益を見込む
2026年12月期通期の業績予想については、以下のとおりで増収増益を見込んでいる。
売上高170億9100万円(前期比2.2%増)
営業利益14億9100万円(同9.0%増)
経常利益14億4300万円(同9.4%増)
最終利益7億2100万円(同5.5%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ビーグリー
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 吉田 仁平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高184億4600万円、営業利益17億8600万円、経常利益17億2600万円、最終利益13億300万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3981