【ゲーム株概況(9/1)】14日に2Q決算を発表予定のアピリッツが大幅続伸 国内証券による高評価が相次いだカプコンも買われる ネクソンとコーテクHDは反発
-
9月1日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸となり、前日比361.48円高の2万8451.02円で取引を終えた。衆議院の解散総選挙への思惑から経済政策への期待が高まったことに加え、企業の設備投資が回復傾向となったことも市場の心理にプラスに働いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アピリッツ<4174>が大幅続伸し、終値ベースで8月4日以来、約1ヵ月ぶりとなる2300円台を回復した。アピリッツは、9月14日に第2四半期決算の発表を予定しており、第1四半期の順調な業績推移や『けものフレンズ3』の運営移管による下期業績への寄与への期待が見直し買いの動きにつながっているようだ。
また、中国政府による未成年者へのインターネットゲームの利用規制の動きを嫌気して前日は大きく売られていたネクソン<3659>とコーエーテクモHD<3635>はともに反発した。
東海東京証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価3730円を継続したほか、大和証券も目標株価を3500円から3600円に引き上げたカプコン<9697>も買われた。
半面、エクストリーム<6033>の下げがきつく、coly<4175>やケイブ<4175>などがさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174