【ゲーム株概況(9/10)】中国政府のネットゲーム新作審査凍結報道でネクソンが急落 国内証券が投資判断格下げのKLabも売られる アドウェイズはS高
-
9月10日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比373.65円高の3万381.84円で取引を終えた。引き続き自民党の総裁による新たな経済政策の浮上への期待に加え、米国の半導体関連株上昇や香港株の反発なども刺激となり、前場の引けにかけて大幅に上げ幅を拡大した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東映アニメ<4816>がこの日も買われて7日続伸となったほか、カプコン<9697>やミクシィ<2121>、スクウェア・エニックスHD<9684>などが買われた。
また、この日の大引け後に第1四半期決算の発表を控えたHEROZ<4382>も高い。
周辺株では、子会社UNICORNが日本で初めてApple Search Ads Partnerに認定されたと発表したアドウェイズ<2489>がストップ高した。
半面、中国政府がネットゲームの新作発売に関する審査を一時凍結したと報じられたことで、ネクソン<3659>が急落したほか、コーエーテクモHD<3635>も売り物が先行した。
東海東京証券が投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げし、目標株価も910円から668円に引き上げたKLab<3656>も安い。
enish<3667>は、前日にアニメ「進撃の巨人」のスマートフォンゲーム最新作『進撃の巨人 Brave Order』の制作を発表して買われたが、この日は利益確定の売り物に押された。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アドウェイズ
- 設立
- 2001年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 山田 翔
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2489
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659